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Fちゃんの不調 [生徒]

チャレンジ高校の受験以来、ずっと通い続けているFちゃんのやる気が下がったままの状態がここ2カ月ほど続いています。
英検の準2級を目指して勉強していた10月初旬まではよかったのですが、それからが芳しくありません。
直前になって、通塾ではなくラインの授業にしたいと言ってきたり、来るときも1時間以上の遅刻は当たり前のことになっています。
それでもとにかく来ることが大事だと思うので、注意したりはしません。
不登校だった生徒には時々見られることですが、通い続けているかぎり状況は好転していきます。
自分の家にだけ閉じこもらずに、外に出ていくこと、他人と話すことが必要なのです。

Fちゃんは今は学校を休むことも多くなり、単位を落とす科目もあって、担任の先生から、3年で卒業するにはこの先かなりハードになるし、4年で卒業することも視野に入れたらどうかと提案されたようです。
それはFちゃんにはかなりショックなことで、さらに気持ちを落ち込ませるものになってしまいました。

10月から通い始めた進学塾も、11月からは通えてないといいます。

お父さんとの話し合いの結果、塾はひとまず置いておいて、学校を休まないで単位を取り、3年で卒業することを目標にするということになりました。

Fちゃん自身も気持ちはあっても、やる気が湧いてこないらしく、そんな自分の状態に苦しんでいるように見えます。
やはり、6月に急死したお母さんのことが影を落としていることは否めません。
度を超えて、疲れやすくなっていることも気になります。

こんな状態の時は、アンがいくら叱咤激励してもいい方向に進むことはないと思いますし、本人がどこかで気持ちを切り替えるのを待つしかありません。
ただ、言えることは、やる気というのは自然に出てくるものではなく、やるべきことを淡々と積み上げていく中で、出てくるものだと思うのです。

アンが出来ることは、出来るだけFちゃんの話を聞き寄り添うこと、宿題はきちんと出してそれをやってもらうことしかありません。

4年で卒業する道を選び、気持ちを立て直してから大学に進学したほうがいいような気もします。
このまま受かりそうな大学を受けて入学しても、大学に通えなくなる可能性も出てくると思うからです。

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