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自分史教室のこれまでの出版物 [自分史教室]

自分史教室はまだ立ち上げたばかりですが、過去に2冊ほど自費出版した本があります。

1冊目は自分史で、夫亡き後、子ども3人を懸命に育てた女性の一代記「わが子とともに」です。

2冊目は自分史ではありませんが、不登校、引きこもりを経て28歳で亡くなった娘を想い、母親が天国で楽しく遊ぶ幼い娘を想像して描いた絵と詩を収めた詩画集「野の星 天の花」です。

「野の星 天の花」は毎日新聞でも紹介され、本を手に取ってやさしい絵に癒された読者の方が著者にハガキを送り、彼女は随分慰められたと言っていました。

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ただ、今回の「自分史教室」では、自費出版までは考えていません。 手作りの小冊子でいいと思っています。(希望すれば自費出版は可能ですが、費用がかなりかかります)

※上記の本はまだ在庫がありますので、希望する方には差し上げたいと思っています

問い合わせ先
電話03-3952-0860 
メールアドレス  kateijuku@cj8.so-net.ne.jp
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不登校、ひここもりの自分史教室について [自分史教室]

不登校、引きこもりのための「自分史教室」を始めましたが、どちらかというと、不登校の生徒より、高校卒業以上の若者、青年、あるいは長年、家族としか接触がない、または家族との関係が上手くいってない大人の方にに適しているように思います。 その理由は、子どもより、若者や大人のほうが、自分の気持ちや意見を表現することが出来ると思うからです。 自分で言葉を思いつかなくても、自分史を書く過程で、アンが提案した言葉が自分の気持ちに合ってるか、いないかはわかるはずです。 そうすると、自分が書いた文章でなくても、読んでいて違和感がないので、自分で書いた文章とと同じになります。


親しい友人が、家から外に出ることは出来ても、社会に出ることが出来ずに、勤めてもすぐにやめてしまう青年、または大人を支援する仕事をしています。
もともと彼女は、家庭教師でしたが、不登校生に関わることが多くて、高校や大学を卒業した後、家に閉じこもってしまい、本人はもちろんですが、家族も悩んで、「何とかしてほしい」と相談されて、定期的に話を聞いたり、外に連れ出したり、最近では彼女自身が区から借りている家庭菜園を手伝ってもらったりしています。

家に閉じこもるようになった原因はそれぞれですが、彼女がプロの家庭教師ということもあってか、エリート家庭が多く、親の期待に応えることが出来なかった自分を責め続けて、長いトンネルから抜け出せなくなってしまっているケースが殆どです。

現在、家庭菜園を手伝っていいる青年は、人が怖いと言っているそうです。
だから、自然の中で、体を動かしながら、野菜たちと向き合っているのは、気持ちが癒されるのかもしれません。

どちらにしても、家族以外の他人と関わることが、前に進んでいく第一歩になるかと思います。

前向きが長くなってしまいましたが、「自分史教室」といっても、最初から自分史を書くわけではありません。
自分が思い出せる時期まで遡って、いろいろ話をしながら、共同で「自分史」を書いていきます。 過去を振り返る中で、楽しかったこと、つらかったこと、自分を肯定できる要素も出てきて、少しずつ元気になっていきます。 聞くばかりでなく、私も話しますが、失敗や挫折を数多く経験しているので、その話をエピソードを交えてよく話します。 成功談は役に立つとは思えませんし、私自身が立派な人間ではないことをよく知っているからです。

「自分史教室」は始めたばかりですが、過去には30代の青年に手紙を書き続けて、特に意図したわけではありませんが、8か月後に勤め始めたというケースがあります。
やはり、私自身の失敗や挫折したエピソード、また、私の子どもたちの思うようにいかなかった例などを書くこともありました。

宗教にのめりこんで身動きできなくなってしまった若者と話をして、そこから脱退できたという例もありました。
自分史は、大学を中退して、その先に何をしたらよいかわからない女性の小学校から高校までを、話をじっくり聞きながら、彼女にふさわしい言葉を探して、書いていきました。また、職探しや、就職の面接の練習もしました。
残念ながら、自分史は最後まで書けませんでしたが、現在、彼女は自分に合った仕事を見つけて頑張っています。

家に閉じこもっていたり、就職してもそこでパワハラを受けた経験を持ったりすると、人が怖いと思うし、他人を信用することも難しいと思います。

それでも、勇気を出して踏み出せば、何かが変わっていきます。
力になれればと心から思っています。
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