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チャレンジ高校から初の英検2級合格 [受験]

10月に実施された英検で、チャレンジ高校の受験からこれまでずっと通って来ているF子ちゃんが英検2級に合格しました。
F子ちゃんは「2021年 都立チャレンジ高校受験を振り返って」で記事にした生徒です。

チャレンジ高校に合格してから、高校生になっても精神面のサポートや英語の勉強を兼ねて通って来る生徒はこれまでもいましたが、チャレンジ高校から英検2級に合格した生徒はF子ちゃんが初めてです。
英検2級には高校卒業程度の学力が必要で、難関高校はともかくとして、普通の高校に通っている生徒でも楽に取得できる級でもないので、F子ちゃんは頑張ったと思います。

なぜなら、F子ちゃんは中学の時はほとんど不登校で、中学で学習する範囲はやっていないに等しかったからです。
高校の授業も中学の復習から始めますが、アンのところにも週に1回通って来て、中学の復習からやりました。
準2級までは順調に進んでいきましたが、英検2級は前回の試験では不合格でした。

英検については、過去問を使って、単語、文法、長文問題、英作文などを宿題に出して、それをやってもらいました。
英検2級を取得していると、大学の一般入試でそれが加点されて有利に作用する大学もあるので、今回は合格することが必須だと思っていました。
これまでの勉強量が圧倒的に少ないので、英検については作戦を立て、苦手な語彙にはあまり時間をかけずに読解問題と英作文で点を取るようにしました。
リスニングも苦手だったのですが、とにかく慣れるしかないので、聞く前にあらかじめ英文を読んで理解して、聞き取れそうもない単語はマークしておいて、それからリスニング問題を解きました。

大学の一般入試まで約2か月、現在のところF子ちゃんは頑張っているとはとても言えない状況です。志望大学の過去問も宿題に出しているのですが、やってきた試しがありません。
大手の映像塾も8月からほとんど行けなくなっていて、気持ちばかりが焦って、間に合わないと不安ばかりが募り、眠れない状態が続いています。
本人もご家庭も浪人も視野に入れているようですが、今やる気がないのに、浪人したからといってやる気が出るとは思えません。
押したり引いたりしながら、F子ちゃんの受験に向けて、アンも苦戦中です。
頭の能力より、やる気の能力が必要だと痛感しています。