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2024年  あけましておめでとうございます [受験]

あけましておめでとうございます。
元旦早々、能登で地震や津波が起こり、穏やかなお正月を迎えることはできませんでした。
アンは常々、特別にうれしいことや楽しいことがなくても、家族仲良く、健康で暮らせればそれが一番だと思っていたのですが、それも簡単なことではないと、去年、息子を失って実感しました。

このブログを読んでくださっている方々が、この一年、普通に穏やかに過ごせることを願っています。ブログを書き始めてからかれこれ15年以上経ったと思いますが、長年、読んでくださる方もいるようで、累計数も70万近くになってきました。
ありがとうございます。

ところで、メインでやってきたチャレンジ高校の受験生は今年もいませんでした。
けれど、チャレンジ高校の受験生であれ、大学の推薦入試やAO入試、または一般受験の生徒であっても、目の前の生徒や保護者の要望に応えて、最善を尽くすというのがアンのスタンスなので、今は一般受験をする高3の生徒の指導に力を注いでいます。

受験科目は英語、現代文、世界史の3科目なのですが、世界史に関しては指導経験もなく、学生時代は苦手な科目だったので大変です。


それに加えて、チャレンジ高校の受験以来、通い続けているF子ちゃんが12月に入ってもやる気スイッチが入らず、かなりひどい遅刻も毎度のことだったので、このままでは受験は無理と考え、悩んだ末に指導の中止を申し出ました。
F子ちゃんは、アンが脅しで言っているのではないことがわかったのか、年末になってやっと、態度を改めて勉強するようになりました。

英語については、英検の優遇措置を利用出来る大学に特化し、古文は勉強していないので現代文のみの大学を選びました。 問題は世界史でした。 11月時点でも全く手をつけていなかったのですが、11月、12月の2か月間で、世界史を必死に勉強して、何とか志望大学に合格する計画を立てました。

それにはまず、アンが世界史を必死に勉強する姿を示すことだと思いました。 生徒にただ「勉強しなさい」と言うだけでなく、アン自身がやってみせることが大事だと思ったからです。

世界史の教科書を最初からやっている時間はないので、ネットで(一度読んだら絶対に忘れない)「世界史の教科書」という本を見つけ、まずはそれで世界史の流れをつかむことにしました。
一般的な教科書とは違い、すべてを数珠つなぎにして「一つのストーリー」にしていると書かれているように、わかりやすいことは確かでした。

アンは現時点で2巡目の半分位、生徒はもうすぐ2巡目を終わるところです。
理解して覚えたつもりでも、いくつかの大学の過去問をやってみると正答率はまだまだです。
世界史だけでなく英語や現代文も、志望大学の過去問は全てやっているので、チャレンジ高校の受験生の指導より、はるかにハードです。

受験まであとひと月、とにかくやるしかないと思っています。
アンの姿を見ながら、F子ちゃんも頑張って、たとえ合格出来なくても、あきらめずに努力することを学んでくれたらと願っています。
受験で頑張った経験があるかないかで、その後の人生が変わってくると思っているからです。


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