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以前の生徒は美大生 [家庭塾卒業後の生徒たち]

1週間ほど前、中学2年から美大受験まで家庭塾に通って来ていたR子ちゃんが、遊びに来ました。
しばらく会わない間にR子ちゃんは美大の3年生になっていました。
中学の時から美大の塾にも通い、アンのところには、英語を勉強しに来ていました。
通っていた大学付属の中学はレベルが高すぎて、授業についていけないので、何とかしてほしいというのがお母さんからの要望でした。
最初に通っていた大手の塾も、学校のレベルに合わせて授業を進めるので、難しすぎて挫折してしまったということです。

アンのところでは、基礎の基礎からやっていくので、通い始めて半年ほど経ったころには学校の成績も上がり、自信が持てるようになりました。
高校入学後は能力別のクラスで、最後までトップクラスを維持できていました。

高校3年の夏休みになって、一般受験の前に推薦入試も受けることになり、そこから志願理由書の作成や、美大の実技に付随する作文、面接の練習をしました。美大受験は初めてでしたが、アンは、ずっと以前にテレビドラマの企画ライターをやっていたので、相手を納得させる文章の書き方はわかっているつもりでした。志願理由書だけでなく、美大の作文についてもR子ちゃんの考えや感性を大事にしながら何度も書き直し完成させました。
それでも、合格できたことは奇跡とまでご両親に言われ、達成感を味わうことができました。

R子ちゃんは、第一志望の何としても入りたかった大学で、充実した楽しい大学生活を送っています。
パソコンに取り込んだいくつかの作品も見せてくれましたが、自分でも満足している様子が伝わってきました。
入学当初は建築分野に進みたいということでしたが、いろいろ勉強する過程で、今は空間デザインの仕事に就きたいと思っているそうです。
この夏休みは、その分野の会社で、インターンをすることになっています。
小遣いくらいは自分で稼がなければと、週に3日は夕方から夜遅くまでバイトもしているといいます。
第一志望の大学に入って、そこでの勉強が自分に向いていて、友人関係もいいようで、本当によかったと思います。

秋には文化祭もあるというので、今から楽しみです。



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