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英検準2級合格 [英語]

現在通って来ている高校2年のFちゃんが、英検の準2級に合格しました。
チャレンジ高校の生徒で英検準2級に合格したのは、Fちゃんが初めてです
彼女は「2021年、都立チャレンジ高校受験を振り返って」の生徒です。
チャレンジ高校合格後も英語の力をつけるために通い続けていました。

一次試験も、特に二次試験の面接では、終わった直後に「出来なかった」と泣きながら電話で報告してきたので、私もだめかと思っていました。
「すいません」と謝っていたので、アンに謝ることではないし、Fちゃんが一番ショックを受けていることは確かなので、「だめだったら、また来年の2次試験に向けてがんばろう」と言うしかありませんでした。

それよりも、出来なかったことにショックを受けて、それを泣きながらアンに報告してくるFちゃんにほっとさせられました。
いいことではなく、いやなこと、つらいことを他人に話せるようになることが、孤立を防ぎ、自分を立て直す一歩になると思うからです。


前にブログにも書きましたが、Fちゃんのお母さんは、今年の6月、アンの息子と相前後して亡くなっていて、その哀しみを胸に勉強に向かうのは容易なことではありませんでした。

そのため、アンのところに通って来ていても、亡くなったお母さんのこと、まだ幼い妹のこと、お父さんのこと、学校のことなど、時間をかけてゆっくりと話をきくのが中心になり、英検の勉強は二の次になっていました。
とにかく、少しでも元気になってもらわないと、勉強に手をつけられないと思ったからです。
(Fちゃんに限らず、チャレンジ高校の受験生も、在校生も精神面のフォローは不可欠です)

それでも、授業中にやりきれなかった分は、単語をはじめ英検の過去問を宿題に出して、それはやってきていました。
また、この10月からはビデオ授業の進学塾にも通い始め、今は週に5日、通っています。

英語と現代文だけなら、一般受験でもアンでもカバー出来ると伝えていますが、古文や社会は教えられないし、英語も進学塾と並行してやればそれだけ力はつくはずなので、様子をみたいと思っています。

家庭が大変な状況の中で、Fちゃんは健気に頑張っています。
強くなってきたと思うし、成長が著しいです。

家庭塾まで片道でも1時間半ほどかかるので、大学受験まで通いきれるかわかりませんが、勉強面だけでなく、家庭のことも含めて総合的に力になりたいと思っています。
アンのおせっかいが役に立つかもしれません。

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