SSブログ

今日の授業(完)私立大学付属高校2年のS子ちゃん [英語]

約4年間、横浜から片道2時間以上かけて通ってきていたS子ちゃんの授業が先週で終了しました。
遠い距離を休まず通って来ることも、毎回5時間の授業(朝10時から3時半まで)を受けることも誰にでも出来ることではないと思うので、本当によく頑張ったと思います。
また、毎週、自宅の最寄り駅までの送り迎えと、お弁当を作り続けたお母さんの努力も見逃せません。

最後の授業は、S子ちゃんが苦手で、今回の期末テストの範囲にも入っている比較級、最上級の復習と問題を徹底的にやりました。
暗記が不得手のS子ちゃんに、比較級の単元を全てクリアしてもらうのは大変なので、今回はNHKの英会話のテキストの2月号と3月号が比較級、最上級で、説明がわかりやすかったので、2週続けてそれを土台にしました。
ただ、暗記するだけの解説ではないので、頭に入っていったと思います。
去年の夏頃から、学校の教科書は家庭塾ではやらないことにしたのですが(定期テストが教科書丸暗記の問題だったため)、それと時を同じくして、「覚えることが頭に染み込むようになった」とS子ちゃん自身が自覚しているように、脳の中で何かが繋がったような気がします。
これで、大学受験のスタート地点には立てたと、アンも少しほっとしています。

最後の授業は3時に終わったのですが、その後も地元の個別塾で古文をやることになっていて、お母さんからのラインで、帰宅は夜の10時半近くであることがわかりました。

この4年間で、S子ちゃんは根性のある、努力出来る子になりました。
S子ちゃんは、今後、受験に向けて、なお一層の努力を続けていくでしょう。
その努力は、「報われない努力もある」という羽生選手の言葉もありますが、これからのS子ちゃんの長い人生を考えたとき、大きな力となっていくでしょう。

指導を始めた当初は、S子ちゃんには何人かの家庭教師が入れ替わり関わっていて(1年半ほどで他の先生はやめましたが)、アンも含めて先生方も指導に悩んだ時期もありましたが、それも今は遠い思い出になりました。
そして、これまでもこれからも学力不振の生徒の指導については、生徒が出来ないこと、覚えられないことに、教える側はこだわらないことが最良の方法だと実感しています。

1年後のS子ちゃんの大学合格の吉報を期待したいです。



共通テーマ:学校