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まず一歩を踏み出すこと [不登校、ひきこもりのあなたへ]




あけましておめでとうございます。
昨年同様、今年もブログの更新は時々という感じになると思いますが、お付き合いいただければありがたいです。
よろしくお願いします。

今年は、このブログを読んでいる不登校やひきこもり、また、そのお父さんやお母さんたちの1人ひとりが、「今年こそ○○しよう」などと力む前に、まず小さな一歩踏み出すことを心から願っています。

20歳の頃、私は失敗することを恐れて、なかなか行動することができませんでした。
そんな時はいつも、社会心理学者で早稲田大学教授の加藤諦三さんの本を読んで、そこから勇気をもらって、一歩を踏み出していました。

以下に、紹介したいと思います。

“まず一歩を踏み出すこと”

よく、自分は何をしたいのかわからないとか、何もすることがないとかいう人に会う。そういう人は、たいてい受け身の人である。遠くにあるものばかりを見て、近くにあって自分のできることを見ようとしない。………
自分は何か立派なこと、偉大なことをしなければならないと、そういう人は思っている。小さなこと、日常的なこと、そんなことは自分の理想的な自我にはふさわしくないと思っているのである。

机の上をキチンと整理するのでもよい。1日に3回空を見上げるのでもよい。空を見上げて甲状腺を伸ばせば健康にもよい。今までより朝1時間早く起きるのでもよい。
昨日できなかったことを悔やんでいるよりも、今日できることをやることである。

“面白さややりがいはやった後についてくる”

何か面白いことがあればやりたい、と思っている。しかし、人間にとって、やる前から面白い、などというものは、はじめてみても長続きするものではない。そんなものは安易なものに決まっているからすぐに退屈してしまう。人間の興味や関心ややりがいや、そういったものは、何かをやっているうちに出てくるのであって、何かをやる前から感じるものではない。

“「上手さ」や「正しさ」を求めるな”

以上に、書いたようなことをちらっと頭に入れて、まず小さな一歩から始めてみてはどうでしょうか。



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