SSブログ

不登校、引きこもりのための「自分史教室」を立ち上げます。 [募集について]

長年、不登校と学力不振、特に都立チャレンジ高校の受験生の指導を中心にやってきましたが、新たに「自分史教室」も始めたいと思っています。

不登校の生徒については、例年、4か月から5カ月間の短期の指導で、都立チャレンジ高校の合格を目的に指導を続けてきました。
最近は、チャレンジ高校が以前ほど人気がなくなってきて、倍率も下がり、アンのところに来る生徒もいなくなって、チャレンジ高校もアン自身も必要とされなくなったような気がしていました。
けれど、不登校の生徒は増えているわけだし、チャレンジ高校もアンもまだまだその役割を果たすことは出来ると思い直しました。

不登校の期間が長ければ長くなるほど、リハビリ期間は必要です。
チャレンジ高校に合格しました、そして、毎日、学校に通えるようになりました、めでたしめでたしとはならないからです。
チャレンジ高校のゆったりした環境の中で、心を休め、未来に展望を持てるようにすることは大切なことだし、リハビリという意味ではチャレンジ高校は最適な高校だと思います。

どのチャレンジ高校も緩い印象がありますが、きちんと出席しないと卒業出来ないというのが、通信制高校や通信制サポート高校と異なっている点です。
出席しなくても、レポートさえ出せば単位はもらえるというのは、学校に通うのが困難な生徒にとっては救済策になるかもしれませんが、その先の人生を考えた場合は疑問点が残ります。

アンはいつも、チャレンジ高校の合格より、先々のことまで考えて生徒に接してきました。ポイントは「自己肯定感」を育むことだと思います。
そのためにはどうするかと言えば、生徒の話にとことん耳を傾け、聞くことに徹することだと思っています。
休憩時間におやつを食べながら、リラックスできる「家庭塾」の畳の部屋で、生徒は時には寝そべったりしながら、相づちを打ったり、質問をはさんだりしていると、次々に言葉を発してくれます。
生徒の興味、関心のある事柄になると、大方の生徒はよくしゃべります。

そこで、今年度からは「聞くこと」を中心とした授業をさらに進化させ、不登校の生徒については、「自分史を書く」授業を取り入れたいと思っています。 自分を振り返ることで、本来、自分がもともと持っている能力を発見し、未来に向かって進んでいく意欲も出てくると思うからです。 また、書くことで文章を読む力も、コミュニケーション能力もついていきます。 「自分史」の分量は原稿用紙で10枚~30枚程度で考えています。 新しい試みで、試行錯誤でやっていくことになるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。(なお、アンは過去に書く仕事をしていて、「自分史」の出版社にも勤めていたこともあります。)
さらに、不登校の生徒に限らず、引きこもっている若者、大人も対象にしたいと思います。


「不登校、引きこもりのための自分史教室」
募集要項 対象――不登校、または引きこもりの若者、大人
募集期間—-随時
授業形態――1対1の個別指導、通塾またはズームやラインによる授業
授業回数――週に1回、または2週に1回
授業時間――原則2時間
授業料――2時間で6,000円(1時間も可)

コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。