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つらいことは言いにくい [不安なお母さん方へ]

新しい年度が始まりました。
進級、または入学、さらには就職して社会への第一歩を踏み出した他人の子どもたちを、あなたはどんな気持ちで見つめているでしょうか。

新学期が始まって学校に行けなくても、働けない状態が続いていても、誰に恥じることもなく、「わが子はわが子」と認めることができますか。
それとも、「学校にさえ行ってくれたら、それだけでいいのに」と思ったり、ひきこもりのわが子に対しては「いつまで、この生活が続くのか」と暗い気持ちになり、落ち込んでいるのでしょうか。

どちらにしても、母親の方が父親より、子どものことは気になるし、客観的に見ることもむずかしいように思います。
客観的に見られないと、わが子と自分とを一体化してしまって、子どもも自分も追い詰めていくことになってしまいます。

子どもの父親が、つらく苦しい母親の気持ちをわかってくれたら、それだけでもかなり救われると思います。
けれど、母親であるあなたが一人で抱え込んでいるとしたら、それはとても苦しいことだし、子どもに笑顔も見せられないでしょう。
子どもは、本当は母親の悲しい顔は見たくないのです。

あなたは、自分のつらい気持ちを、誰かに聞いてほしいと思ったことはありませんか。
自分の家庭のことは、特につらいことは簡単には言えないと思います。
それでも、たった一人でつらい思いをしているのと、誰かに聞いてもらってわかってもらえるのとは、ずいぶん違うのです。
新年度は、まずお母さん自身が自分の気持ちを「聞いてもらう」ことから始めませんか。
つらいことを口に出して、心を軽くしてみませんか。

来週あたりから、「不登校、学力不振のための家庭塾」専用の電話を設置する予定です。
そうしたら、またお知らせします。



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