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放送大学のサポート [家庭塾について]

私が「家庭塾」に“放送大学のサポート”を入れた理由は、第一には、学校に行っていないという宙ぶらりんの状態より、放送大学で「学生という身分」を得たほうが精神的な安定が得られると思うからです。
第二には、私自身が3年ほど前に放送大学を卒業していて、とても役に立ったと思ったからです。
さらに、放送大学で勉強することで自分や社会を見つめ直すことができ、将来への展望を描けるようになるというのも、三番目の理由として期待できると思います。

放送大学ホームページ

放送大学のよい点

  • 放送大学は入学時に満15歳以上であれば、誰でも選科・科目履修生として入学が出来ます。
  • 放送大学は高校の卒業資格をもっていなくても、規定の8科目を履修すれば入学することが出来ます。科目数も自由に選べるし、自分の好みの科目も選べるし、在学年数も自分で決められるので、無理なく勉強することができます。
  • 管理的ではなくて、柔軟な考え方をする先生方が多く、不登校の生徒に対しても差別をすることはありません。
  • いつでも好きなときに学習センターに行って勉強することもできるし、スクーリングを取れば、老若男女いろいろな人と出会うことができます。

放送大学のむずかしい点

ただし、放送大学の勉強は楽ではありません。教材も授業のレベルも低くはありませんし、管理されずに自由であるということは、自分がやらなければ進まないということだからです。

自分でテレビやラジオを聞いて勉強して、間でレポートを提出して、そのレポートがパスしてはじめて試験が受けられることになります。試験範囲も教材1冊ですから分量も多いいのですが、マークシートの選択問題なのでまぐれで合格することはあるかもしれませんが、それでは大学で勉強する意味がありませんし、本人の力にもなりません。

通信教育である放送大学で勉強するには、それなりの強い意志と努力が必要です。そのためには、自分で計画をたてたり、むずかしいと思われる教科書も理解できるようにしなければなりません。

「放送大学のサポート」は、せっかく放送大学で勉強しようという気になりながら、卒業まで一人でやるのは自信がないと感じた、不登校生や引きこもりの若者を支援するために生まれたものです。

入学から、教科の選び方、勉強の仕方、レポートの書き方、試験前の勉強など、全般にわたってサポートします。
ちなみに、私の専攻は「発達と教育」で、それ以外にも哲学や文学、福祉、政治、英語、経済や文化人類学などを勉強したので、それらについては力になれると思っています。
ただ、不得意分野もあるので、それについては生徒と一緒になって、自分も勉強したいと思っています。

また、放送大学の勉強はやさしくはないので、自信がないという生徒には「読み・書き」の「国語力」をつけ、ウォーミングアップをしてからスタートします。

(放送大学の平成19年度2学期の授業開始は10月1日、出願期間は6月15日から8月15日までですので、それに間に合わせたい場合は、問い合わせメールをお急ぎください。)



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