SSブログ

今日の授業(25)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

前回の更新から1ヶ月以上経ってしまいましたが、その間に中間テストの結果が出て(残念ながら教科書、文法ともに50点には届きませんでした)、今週には期末テストがあります。
通常の宿題に加えて、中間テスト以後は教科書の音読と和訳を週に3回、動画で送るという課題を出しましたが週に1回がやっとで、これだと単語や熟語、重要構文を覚える段階までは進まないので、どうしたものかと考えていましたが、そのうち期末テストが近づいてきたために中断せざるを得ませんでした。
S子ちゃんが怠けていたのかというとそうではありません。夜中の12時だったり、1時半だったりすることもあって、動画を見る限りではやる気は伝わってきました。
どの生徒に対しても強制で宿題を出すのはよくないと思っていいるし、生徒がやらされている感じでやるとしたらそれも頭に入っていかないので、その点は注意してみていました。

S子ちゃんの生活に変化がありました。それまで自宅ではどうしても集中して勉強出来ないと言っていたのですが、夏休み後から通い始めた地元の塾(数学と古文・漢文)が、通塾日でなくても自習室が夜の10時まで使えることがわかり、S子ちゃんはそこに頻繁に通うようになっていたのです。
音読の宿題を夜中に送ってくるのも、塾から遅く帰ってからのことだったのです。
やる気も根性もあると思いました。

また、今回の期末テストについてもS子ちゃんに気持ちの変化がありました。
アンのところに来る土曜日に学校の模試があり、通常なら次の日曜日に代講をするのですが、美大受験の生徒とかぶってしまってそれが出来ませんでした。
そこで、代わりに23日の祝日を考えていたのですが、S子ちゃんが、行き帰りの時間(4時間かかります)がもったいないし、他の科目もやらなければならないので来られないと言ったのです。
アンはそれを正しい判断だと思いました。以前のS子ちゃんなら持たなかった発想です。成長が感じられました。

ただ、期末テストとなると今回は課題がありすぎでした。
授業が1回抜けたために、アンが期末テストの範囲を知ったのはテスト2週間前のことで、教科書は順番に進まず、アンとはやっていなかった別の課が試験範囲とわかり、文法も半分程度しか理解していない、しかも丸暗記しなければならない箇所がかなり含まれていました。
アンのところに来られない分は、宿題を出してくれればやるとのことでしたが、直前の授業でチェックしましたが、暗記事項のところは殆ど覚えていませんでした。教科書は動画を送ってきた部分については、頭に入っていました。

そんな訳で、期末テストの勉強はアンとは2回だけで、いつものように繰り返し、繰り返しの勉強は出来なかったので、結果がどうなるかと思っています(いつもと同じくらい取れていれば、言うことはないのですが)。

勉強に対して前向きな気持ちが出てきて、それは大いに認められますが、課題は理解や暗記の定着率の悪さです。
大事なことは繰り返し、繰り返し言っても、その場かぎりですぐに忘れてしまうからです。

期末テストが終わったら、3月までは学校の勉強は置いておいて、長文問題(音読を含む)と、和文英訳(日本語を見て、それが文法のどの分野を使って解くのか)に力を注ぎたいと思っています。
今のところ、系列大学には進学する意思はないようなので、暗記中心の付属高校に合わせずに、一般大学への受験を視野に入れる必要があるからです。

また、英語だけで精一杯ですが、現代文は解き方を教えれば出来るようになると思うので、30分だけでも取り入れたいと思っています。
とはいえ、S子ちゃんの学校の授業の関係で、来年度は来られるかどうかわからないのです。


今日の授業(24)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

中間テストを来週に控えているので、今日はテスト勉強だけをやりました。
教科書はlessonの2課分、文法は分詞(分詞構文を含む)、受動態、不定詞、そしてシステム英単語の単語です。
教科書は1冊ですが、学校の文法の問題集は3冊あります。

英単語を除いて、教科書も文法もテスト範囲は一通り終わってはいるのですが、理解はしていても記憶が定着するのに時間がかかるS子ちゃんの特性を考えると、何回やってもこれで終わりというわけにはいきません。
授業時間内に全てをカーバーする時間的余裕はないので、S子ちゃんに尋ねたところ、教科書は自分で出来るけれど、文法の方が自信がないというので、文法に絞って勉強しました。

まず初めに、前回、宿題に出しておいた受動態の問題7枚のチェックからやりました。
出来なかった問題をやり直すのはもちろんですが、高校で新たに学んだ内容で、S子ちゃんの理解が不十分だったり、暗記が必要な部分を重点的にやりました。
例えば、
➀デイナーが今作られています。
②その問題は何度も論じられてきた。
③そのドアは間もなく開けられるでしょう。

などの日本文で赤字の部分に注目してもらい(実際には赤字で書いてはありませんが)、➀は進行形の受け身、②現在完了の受け身、③未来の受け身だということを日本語を読んで見抜ける練習をしました。
疑問詞のつく受動態、they (people)say thatの文を受動態の文に直す(it is said that S
V、またはS is said to動詞の原形)にするのもテスト本番になると出来なくなってしまうと想像出来るので、同じ種類の問題をいくつもやりました。
群動詞の(take care of、speak to 、put off)の受動態の作り方、慣用表現(be known to、be covered with、be surprised at)の暗記も必要でした。

テスト範囲では分詞構文が一番苦手だというので、再度、説明から始めて、まず、分詞構文で一番出そうな問題、➀接続詞と主語のある文を分詞構文にする、②分詞構文の文を接続詞のある文にする、を徹底的に練習しました。その後は受動態と同じく、テストに出そうな問題でS子ちゃんが苦手なところをやりました。
不定詞については、コロナ休暇の時にかなり時間をかけてやったのですが、原形不定詞がまだまだでした。

結局、今日の授業は10時から4時近くまでやりましたが、文法だけ見直すのが精一杯で、教科書まで手が回りませんでした。
教科書は前回、宿題に出していて、S子ちゃんはやったと言っているのですが、どの程度やれたかどうか、テスト結果を見れば、わかるとは思うのですが……

今日の授業で進歩を感じたのは、全体を通してS子ちゃんからの質問がかなりあったことです。 わかっていなければ質問も出来ないので、それはいい兆候だと思いました。

S子ちゃんの今日の授業のブログは、半年間は毎週欠かさずに書こうと思って始めたことだったので、今日で毎週書くのは終わりにしようと思っています。

この半年間で以前に比べれば英語の力はついたとは思いますが、結果が出たとは言えない状況です。
そこで、これからの勉強をどうするかを昼食の時に話し合いました。
教科書の音読と和訳を、週に4回、ラインの電話でやることにしました。
正直に言って、S子ちゃんにとっても、アンにとっても面倒なことで気が進むことではないのですが、その位やらないと処理能力(速さ)が問われる大学入試には対応出来ないと思っています。
S子ちゃんの根気、アンの根気も続く自信はありませんが、半年間はとりあえずは頑張ってみようと思っています。
S子ちゃんのブログの更新は今後は適宜の予定です。



共通テーマ:学校

今日の授業(23)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

通常なら宿題のチェックを一つずつ丁寧にやっていくのですが、中間テストまで今日の授業を含めて2回しかないので、単語や問題集の解答のチェックはやらずに、試験範囲の教科書の確認から始めました。Lesson5の単語や熟語の意味が言えたり、書けたりすればいいのですが、それがあやふやだと点数に結びつかないからです。
教科書については、何回かに分けて同じ宿題を出していたのですが、新出単語や熟語を含めて出来たのは半分程度でした。
単語や熟語さえ覚えていれば、和訳や英訳は苦手ではないので、選択問題や語順整序なら点数は取れるのですが、英作問題が多いので、これまでのテストと同様に点数は期待出来ないかもしれません。
S子ちゃんにもその自覚はあるようで、次回までにきちんと覚えてくると言っていました。半分しか出来なかったと言っても、怠けていたわけではなく、暗記が並外れて苦手なのがその原因かと思います。

そこで今日の授業では、テストに出そうな熟語や英文に絞って学習を進めました。英文は丸暗記ではなく、日本語を見て、英語に直す方法をとっています。
暗記は不得意ですが、これだとS子ちゃんは出来ます。
教科書のテスト範囲を一通り終わったところで、文法の試験範囲の受動態をやりました。
まず初めに、中学で習った受動態についての説明をS子ちゃんにしてもらいました。
「形はbe動詞+過去分詞」、「意味はされる」「主語が単数か複数かによってbe動詞は変わる」「もとの文が現在形なら受け身も現在形、過去形なら過去形」、「否定文はbe動詞+not」「疑問文はbe動詞+主語」など、すらすらと言うことが出来き、念のために問題集でも試してみたのですが問題はありませんでした。

次に、高校で習う受動態の説明をそれぞれの例文を通してやりました。
これまでの現在形、過去形に加えて➀現在完了、②過去完了、③未来完了、④現在進行形、⑤過去進行形、⑥未来進行形、⑦現在完了進行形、⑧過去完了進行形、⑨未来完了進行形の受動態です。それに加えて、⑩疑問詞を用いた疑問文の受動態、⑪群動詞の受動態、⑫目的語がthat節の受動態、⑬be known toなどby以外の受動態表現もあります。

上記について、今日のところはそれぞれの形もわかり理解出来たのですが、1回で全てをクリアするのは、S子ちゃんに限らず無理かもしれません。
そこで、高校リードの問題集と学校の問題集から受動態の問題を全て宿題に出しました。

前回はやはり試験範囲の分詞構文の説明と例文を初めてやり、宿題を問題集から出しましたが、そのチェックをする時間は取れずに、来週に持ち越すことになりました。
S子ちゃんは、分詞構文については、前回の授業ではわかったつもりだったけれど、家で1人で問題を解いていたら、不確かな部分がかなりあったと言っていました。
最低5回はやらないと定着しないので、無理もないと思っています。

とにかく、S子ちゃんに出来るようになってもらうためには、何度も書いていることですが繰り返すしかないのですが、学校では次々に新しい文法事項を習うし、アンの授業もそれに合わせてやっているので、繰り返すにも限度があるのです。

中学の時に比べ、学習すべき量が大幅に増えているので、高校生になったら間に合うか、やっていけるかと危惧していたのですが、予想通りの展開になってきています。
楽天的に考えれば、英語は他の教科より好きなこと、自宅学習が習慣化し、苦手な単語の暗記の宿題も以前とは比べものにならないくらいやるようになったこと、中学の文法事項は理解していることだと思います。
また、毎回の長時間の授業もいやな顔もせずに熱心に取り組み、学校の行事の関係で来られないことはあっても、それ以外では休まないことです。

勉強以外のことで言うとしたら、S子ちゃんは気持ちのきれいな本当にいい子で、アンはとても気に入っています。


共通テーマ:学校

今日の授業(22)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

通常は前回の宿題を優先して、それが終わってから今日の授業に入るのですが、中間テストまで3週間を切っているので、テスト勉強を中心に授業を進めました。

前回の宿題
?英検3級単語 熟語p159~p162  会話p202~p204
②システム英単語 学校の小テストの範囲
③分詞構文 学校のワークブックの問題2ページ
④分詞構文 リード問題集1ページ
⑤教科書lesson5の1⃣と2⃣の音読を2回して、マーカーのところを書けるようにして、単語も覚える。
⑥教科書lesson6の和訳(予習)
それでも、上記の宿題で、?の英検3級の単語と、テスト勉強として⑤のlesson5の[1][2]の半分まではやりました。
②を省略したのは、テスト範囲とはいえ、かなりの量なので、これをチェックしていたら、テスト勉強の時間が少なくなることと、英単語を覚えるのは生徒自身の仕事だと思ったからです。
③と④の分詞構文の問題(前回初めて分詞構文の説明をしました)については殆ど分からなかったというので、改めて、今日は時間をかけて説明しました。
いつもは新しい文法事項に関しては、アンが説明し、その後に問題をやる時には、S子ちゃんが問題を解く傍らで、アンがヒントを与えたり、知らない単語の意味を教えたり、全くわからない問題は説明し直したりするのですが、今回はそれをしないで、宿題に出し、独力で考えてもらうことにしていました。
その結果、1人では解けなかったということです。

そこで、今日はリード問題集を使って、分詞構文の2回目の説明をしました。前回と同じ説明だったのですが、学校で配られた分詞構文の説明と問題のプリントも何枚もやったので、分詞構文の説明としては3回やったことになります。
学校のプリントを解くときには、アンの助けを借りずに1人で出来たので、前回に比べたら分詞構文の理解は進んだと思っています。
ただ、今日は理解出来たり覚えたことも、次回までそれを持続出来ているかというと、それが期待出来ないのです。
短期記憶は出来るのですが、長期記憶が苦手なのです。

テスト範囲は分詞も入るようで、知覚動詞の分詞も入ると予想出来ますが、これまで何回となく繰り返しているのですが、今回も忘れていました。ちょっと言えば、「ああ、それね」とすぐに反応するのですが、忘れるのが当たり前という感じで付き合っています。

⑤の教科書については、今日は2冊の教科書のうち、単語の意味を教科書に書き入れてない方だけ持ってきたので、テスト勉強のためにはその方がいいと思い、それで和訳をしてもらいました。1ページについて、意味を覚えていない単語が5つ程度ありました。
単語の意味さえわかれば、全部訳せるので、その単語に赤丸をつけ、その場で意味を言ってもらい、スペルも覚えるまで何回もやりました。
次に、前置詞や、文法的に重要な文を、自分のノートに書いてある和訳を見て、英文を書いてもらいました。前置詞や語順は合っているのですが、書けない単語があるので、これをきちんと書けるまで練習しないとテストで点数を取ることは出来ません。
和文英訳では通過点はもらえず、全部書けなければ0点になってしまうからです。
これまでも単語のスペルを1箇所だけ間違えて、[×]になってしまうケースが多々ありました。こればかりは、本人に努力しもらうしかありません。

短期記憶が長期記憶になれば、S子ちゃんの英語力は飛躍的に伸びていくはずです。
英検3級の単語はテスト中にも数は少ないですが、宿題に出すことにしています。
例外を作らずに、継続して繰り返すことで、長期記憶につなげていきたいからです。

S子ちゃんはテスト前には毎回、「今度はいい点を取りたい」と言いますが、その気持ちが少しずつ強くなっている気がします。

今日の宿題
?英検3級 熟語p138~p140(はっきりは覚えていないのですが3回目だと思います)、会話p206~p207
②システム英単語 テスト範囲
③前回と同じ分詞構文の問題を3ページ
④教科書lesson5の3⃣と4⃣の音読を毎日2回ずつやって、マーカーを引いた単語や文を書けるようにする。単語も覚える。
⑤lesson6の3⃣の和訳をノートに書いてくる(予習)


共通テーマ:学校

今日の授業(21)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

今日の授業もいつも通り、前回の宿題からやりました。
宿題のチェックを漏れなくやるのはそれだけでかなりの時間がかかってしまうのですが、やりっぱなしでは身につかないので、アンの授業では重要視しています。
前回の宿題
➀英検3級の熟語p154~P158 、会話表現p198~p201
②システム英単語 学校の小テストの範囲
③高校リード問題集 分詞の問題1ページ
③英文法入門  分詞の問題3ページ、受動態3ページ
④教科書lesson5の4⃣を、2冊持っている教科書のうち、単語の意味の書いてある方を1度和訳する。
⑤教科書lesson6の1⃣の和訳をノートに書いてくる。(コロナ休暇中に先取りしてやってあった分は、lesson5までだったので、予習になります)                    
    
今回の宿題では、「きちんとやってきた?」と尋ねたら、半年ぶりに「まあまあ」と答えた項目が一つだけありました。②のシステム英単語です。➀の英検の熟語、会話表現については、繰り返しているせいかかなり身についてきて、単語の本もかなりくたびれた感じになっています。それだけやっているということだし、習慣になってきているようです。半面、システム英単語の本はきれいなままで、ほとんど身についていません。学校のテストにも出るし、やったほうがいいのですが、まずは英検3級の単語だけでも完全にマスターすることが先決だと思っています。

今回は文法の「分詞」及び目的語説明型(SVOC)を中心に書きたいと思います。
今月末には、中間テストがある予定で範囲はまだ定かではありませんが、テスト1週間前の発表を待っていては間に合わないので、今から準備する必要があります。
S子ちゃんの場合、文法については説明と、同じ問題集を解くのをそれぞれ最低5回はやらなければなりません。5回やっても、実際にテストを解く段になると、インプットされたものが、上手くアウトプットされるかどうかは甚だ疑問です。
これまでの例でいうと、20回位やって脳に沁み込んでいく感じです。
けれど、いくら長時間、授業をしたからと言って、同じことを20回も繰り返す時間的な余裕はありません。
テスト前になると、文法の範囲を全部こなさなければならないので、なおさらです。

今回の範囲で予想できるのは分詞と原形不定詞です。
範囲だけでなく、今は出来ていても、テストになると頭が働かなくなってしまう問題も、S子ちゃんと2年以上付き合ってきたアンにはわかります。

確実に理解しているのは、知覚動詞(see、hear、feel)の後には目的語の名詞(または代名詞)がきて、それから分詞の~ing、または過去分詞がくるということです。また、目的語に人が来る場合は人は行為をする方なので~ingでいいけれど、目的語にモノが来る場合はモノ自身は行為はしないので過去分詞になる(ざっくりとした説明ですが)ことも理解できています。
これを理解してもらうためにも、「ほら、see だよ。saw があるよね。hearは知覚動詞よね。手紙(letter)は手紙自身が書いたりする、それとも書かれる方なの?」などと多くの例をあげ、その過程で理解出来るようになりました。
原形不定詞で確実に覚えているのは、使役動詞のmakeを使った文だけです。
そこで、今日は多くの例文に触れながら、使役動詞のletとhave、他に原形不定詞を取る動詞のhelp、keep、leaveの意味と使い方を練習しました。
知覚動詞と使役動詞のmakeはいいのですが、その他については今日は出来ていても、次回やる時にはまた忘れている可能性が大です。
繰り返し、繰り返しやるしか方法はありません。

それでも、毎回、決められた量の宿題をきちんとやってきて、それをチェックし、出来なかった問題については時間を置いてからまたやるようにしているので、確実に積み上げられてきたものはあると思います。
また、⑤の教科書の和訳の宿題(予習)については、1人で問題なく訳せているので、進歩している手応えはあります。

今日の宿題
➀英検3級単語 熟語p159~p162  会話p202~p204
②システム英単語 学校の小テストの範囲
③分詞構文 学校のワークブックの問題2ページ
④分詞構文 リード問題集1ページ
⑤教科書lesson5の1⃣と2⃣の音読を毎日2回して、マーカーのひいてある文章、熟語は書けるようにし、単語も覚える。
⑥lesson6の2⃣の和訳(予習)




共通テーマ:学校

今日の授業(20)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

先々週の宿題
➀英検3級 熟語p141~p150  会話表現p209~p212
②システム英単語 学校の小テスト範囲
③学校の文法の問題集で分詞の問題2ページ
④英語長文 前回と今回やった長文を意味を考えながら5回読み、それぞれかかかった時間の速さを測る。
⑤教科書LESSON5の2⃣ 5回読みながら訳し、教科書の下の欄に書いてある新出単語を覚え、書けるようにする。
⑥英検準2級語彙問題に、出てきた単語の意味を半分だけ覚える。

今週の宿題
➀英検3級熟語 P151~P158  会話表現 p196~p197
②高校リード問題集 受動態の問題1ページ
③教科書lesson5の3⃣の和訳

先週はS子ちゃんの都合で来られなかったので、今週は2度、授業をしました。

今回からはS子ちゃんの授業が終わった後に、チャレンジ高校の受験生の授業も入るので、アンの時間的余裕がなくなったため、学力不振の生徒の指導についてポイントだけ書くことにしたいと思います。

まず、S子ちゃんが一番苦手な単語を覚えることについては、一つの単語について目に触れる機会を増やし、完全に覚えないまでも「見覚えのある単語」の数を増やしていくことにしました。英検3級の単語については、何回か繰り返すうちに、英語ではなく日本語の順番で覚えていることがわかったので、今回からはS子ちゃんが自分の本を見ながら答えるのではなく、アンがばらばらに発音した単語の意味を言ってもらうことにしました。
結果的には、今日はそれでも出来ていました。
また、上記の④の長文読解に関しては、全訳してもらいながら、わからない単語の意味も文章の中で覚えてもらうことにしました。1回だけでは覚えられないので、意味を考えながら繰り返しの音読を宿題に出しているので、しぜんに単語も覚えられます。英検の単語と長文の単語でだぶる単語があれば、さらに記憶が確かなものになっていきます。
さらに、今日からは新たに購入した整序問題の「英文法入門」の問題を繰り返してやることにし、その中に出てくる単語も覚えてもらうことにしました。
可能であれば、学校の教科書に出てくる単語もきちんと覚えられれば、それにこしたことはないのですが、これがS子ちゃんには一番ハードルが高いようです。理由は、学校の授業に従って、次々と新しい課に進んでいくので、繰り返しやるにしても限度があり、その場限りですぐ忘れてしまう可能性があるからです。

英語の力をつけるのは、単語、文法、自分で和訳できる英文の音読の練習が不可欠だと思っているので、今後もその方向で進んでいきたいと思っています。

今日の宿題
➀英検3級の熟語p154~P158 、会話表現p198~p201
②システム英単語 学校の小テストの範囲
③高校リード問題集 分詞の問題1ページ
③英文法入門  分詞の問題3ページ、受動態3ページ
④教科書lesson5の4⃣を、2冊持っている教科書のうち、単語の意味の書いてある方を1度和訳する。
⑤教科書lesson6の1⃣の和訳をノートに書いてくる。(コロナ休暇中に先取りしてやってあった分は、lesson5までだったので、予習になります)

今日の授業(19)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

昨日はS子ちゃんの都合が悪かったので、今日、振り替え授業をしました。
まず、先週行われた定期テストの結果を見せてもらいました。今回は教科書より、文法に力を入れてやったので、S子ちゃんも文法はそれなりの点数が取れたと思っていたようです。ところが、結果は反対で、教科書の方が点は取れていて、点数はもう少しで50点、文法は平均点より20点も悪い点数でした。
アンは、教科書も文法も半分位点数が取れていれば上出来と思っていたのですが、それはかないませんでした。
今回の文法の試験範囲については、S子ちゃんはかなり理解していると思っていたので、アンはその点数には納得出来なかったのですが、S子ちゃんも納得出来ないと言っていました。一番の敗因は、助動詞の英作文の問題が多かったのですが、それが殆ど書けていなかったこと、繰り返し授業でも練習している問題が授業中には出来ても、試験になるとポーンと抜けてしまうこと、頭の中に詰まっている文法事項を問題に即して上手く引き出せないことなどだと思っています。
進歩が見られたのは、教科書の方で問題を解くスピードがかなり上がったことです。

今日の授業もいつものように前回の宿題の確認をやりました。
➀英検3級単語p131~p140、熟語p204~p208
②システム英単語の学校の小テストの範囲
③英検準2級の語彙問題
④英語長文を意味を考えながら10回音読
⑤教科書のlesson5の1⃣を5回音読して、5回訳す。
⑥文法、分詞の問題

➀については、今日になって気づいたことがあります。いつも出来ていたので、覚えているとばかり思っていたのですが、何回もやっている間に単語の意味ではなく、上から順番に日本語だけを覚えていたことがわかりました。今回のテストもそれで失敗してしまったと言っていました。③の英検の語彙問題をやっていて、➀と②でだぶる単語があっても、出来なかったことからそれがわかったのです。今後は、無作為にチェックすることにしました。また、単語をチェックするだけで1時間以上かかってしまったので、30分以内でやらなければならないと思いました。

④英語長文については10回音読はしてあったので、前から読んでいくやり方で1文ずつ素早く訳してもらい、その中に出て来る重要構文、覚えていなかった単語について再確認しました。さらに、英文を見ながらCDを聞く、英文を見ないでCDを聞いて意味がわかるまで練習しました。大学入試では長文の速読、またリスニングもあるので、英文の音読、速読は最も大事だと思っています。出来れば学校の教科書はやらないで、こちらを重視したいのですが、学校の授業がほとんど頭に入っていかないとのことなので、時間がかかりますが教科書を無視するわけにはいかないのです。
次回からは一つでもいいから、学校の授業でやったことを覚えてきて、アンに教えてとほしいと伝えました。

⑤の教科書は全文ではなく、重要構文だけ再確認し、その和訳と英訳だけ練習しました。

⑥前回の宿題は名詞を修飾する分詞の問題が中心だったのですが、出来ていました。
今日は、前回もやった1補語になる分詞と、繰り返し繰り返しやっている2知覚動詞+目的語+現在分詞・過去分詞 3使役動詞+目的語+過去分詞の説明を時間をかけて説明しました。問題もやってもらおうとしたのですが、宿題に出し、どの程度、頭に入っているか次回に確認することにしました。

⑦今回のテストでほとんど出来なかった助動詞の例文を10個だけやりました。これは次回の宿題にはしないで、毎回、授業中に2~3か月かけて覚えてもらうつもりです。

今回の宿題
➀英検3級 単語p141~p150 会話表現p209~p212
②システム英単語 学校のテスト範囲
③学校の分詞の問題2ページ
④英語長文 前回と今回やった長文を意味を考えながら5回読み、それぞれかかかった時間の速さを測る。
⑤教科書LESSON5の2⃣ 5回読みながら訳し、教科書の下の欄に書いてある新出単語を覚え、書けるようにする。
⑥英検準2級語彙問題に、出てきた単語の意味を半分だけ覚える。


共通テーマ:学校

今日の授業(18)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

今週は学校の定期テストだったので、先週は宿題を出さなかったのですが、今日の授業は、まず、これからの授業をどう進めていくかをS子ちゃんと話し合いました。
今回の英語のテストは2分野に分かれていて、教科書や単語を中心としたものと、文法問題で、曜日も異なった日に実施されました。
テストの結果はこれからわかることですが、S子ちゃんはこれまで通り文法を重視してやりたいとのことだったので、そうすることにしました。
教科書はコロナ休みの時に4課分を先取りして和訳の宿題を出していて、それは全部1人でやり、ノートにその訳も全部書いていたので(アンのチェックずみです)、S子ちゃんの言う通り、1人で勉強しよう思えば出来るかもしれません。
けれど、S子ちゃんが得意なのは英文和訳で、和文英訳となると単語を覚えるのはまだまだ苦手なのに、学校のテストは教科書全文の丸暗記が求められるので、なかなか点数が取れないのです。今回も、書けない単語が沢山あったと言っていました。一度覚えても、すぐに忘れてしまうのがその理由だと思っています。S子ちゃん自身に頑張ってもらうしかありません。

今日の授業は
➀ラジオ英会話8月号の100回練習
②ラジオ英会話8月号の英検準2級の語彙問題
③大学入試の英語長文(超基礎編)
④学校の教科書のlesson5の1⃣の和訳と、文法的に大切な文と熟語を確認し、マーカーで線
を引く。
文法の分詞の説明
助動詞の文を覚える  以上でした。

➀については、今回はbe動詞と一般動詞の過去形の内容だったので、日本語を見ながら、練習なしで英語で言ってもらいました。一般動詞の否定文や疑問文は主語が何であってもdidを使うというのも、なかなか覚えられなかったのですが、やっと考えずに口から出るようになりました。そのため、今回の100回練習の宿題はなしにしました。
②英検の語彙問題は半分くらい一緒に考えて、残りは宿題に出しました。英検3級程度の単語が多かったですが、まだまだです。
③英語長文は一度宿題に出したものを、もう一度やりました。前から順に訳していくやり方で、長文の中に出てくる重要構文を確認したり、長文に慣れてスピードを上げていくことがテーマです。
④学校の教科書は2冊持っていて、自宅用は単語の意味を調べて書いてあるもの、学校用は書いていないものです。まず自宅用を使って2回訳してもらい、次に学校用でやりましたが、自宅用では難なく訳せても、単語の意味が書いてない学校用となると訳せませんでした。
⑤分詞は、a名詞を修飾する分詞、b補語になる分詞、c知覚動詞+O(目的語)+現在分詞・過去分詞、d使役動詞+O+過去分詞をやりました。b以外はすでに何回も説明して、問題も解いているのですが、まだまだ身についていません。繰り返しやるようです。
⑥助動詞の例文は今回はcanの「あり得る」「可能性がある」と「ありえない」「はずがない」を中心に覚えてもらいました。ほぼ覚えていました。

今回の宿題は
➀英検3級単語p131~p140、熟語p204~p208
②システム英単語の学校の小テストの範囲
③上記③の英語長文を意味を考えながら10回音読
④上記④の教科書のlesson5の1⃣を5回音読して、5回訳す。今日出来なかった単語の意味を覚え、書けるようにする。
⑤上記⑤の分詞の問題を1ページ

S子ちゃんに出来るようになってもらう道のりは長くかかると思いますが、S子ちゃんも頑張っているので、あきらめずに共に歩んでいきたいと思います。

今日の授業(17)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

来週の定期テストに備えて、先週と同様に今日の授業もテスト勉強でした。
教科書、文法の参考書及び問題集2冊、学校から配られた助動詞の暗記例文、システム英単語の単語、これら全てを丁寧に復習する時間はないので、まず関係詞のポイントに絞ってアンが解説し、下記の事柄についてS子ちゃんが理解しているかどうかを一つずつ確認していきました。(S子ちゃんの理解が不十分だと思われる箇所)
(1)主語の代わりをする関係代名詞か、目的語の代わりをする関係代名詞か。(主語はわかるのですが、目的語については何回やっても関係代名詞の次に主語を書くことを忘れるので)
(2)➀所有格の関係代名詞whoseを整序(語順)問題で見たら、次に来るのは名詞なのでそれを探す②2つの文を所有格の関係代名詞whoseを使って1つの文にする時は、my ,your,his,her, itsなどの所有格の代名詞をwhoseに置き換えて書く。③所有格の関係代名詞の和文英訳では、そのお父さん、その屋根、その帽子などと、わざわざ「その」という言葉は書いてないので、自分で考えてwhoseを使うようにする。
(3)➀前置詞のある関係代名詞で人の場合はwith whoではなく、with whomにする。なぜならば「私と一緒に」だったらwith meとなり、withの後には目的格のmeだから、関係代名詞も同じで、withの後には目的格のwhomが来る。②そこに住んでいる場合はin which、または関係副詞の whereを使う。Whereはhereやthereと同じ副詞で、ど「どこ」ではなく「どこに」「どこで」のように“に”や“で”が含まれているので、前置詞は必要ない。
(4)関係代名詞のwhatの文。主語になったり、目的語になったり、補語になったりする。
(5)関係代名詞の非制限用法「,(コンマ)」のある関係代名詞の訳し方 ②句や節を受ける非制限用法
(5)➀関係副詞の種類 ②関係副詞の非制限用法
(6)複合関係代名詞
(7)複合関係副詞

上記の関係詞については(1)から(3)まではこれまで数えられないくらい何度も説明と問題をやってきたせいか、不確かな部分はありませんでした。(4)~(7)についても80%は理解しているし、問題も解けていました。ただ、これが問題を解く時に素早く、上手く応用出来るかが、テストで点を取れるかどうかのカギになります。

完了形も試験範囲です。
苦手なところだけ再度復習しました。
➀「行ったことがある」のhave(has )been to と、「行ってしまった(今はいない)」have(has)goneの違い
②現在完了形は過去の言葉と一緒には使えないので、yesterday、 last week など過去の単語があったら過去形で書く。Whenも過去形でしか使えない。
③完了形の空欄問題で空欄が3つあったら、現在完了進行形(have(has)been ~ingにする。

助動詞については、今日初めて学校の暗記プリントを持ってきてもらい、大学受験または高2、高3で学ぶ内容は除いて(全部覚えるのは無理なので)、試験に出そうな英文だけ重点的に練習しました。can(ありえる)、can’t(はずがない)、used to(以前は~だった、以前は~したものだ)、had better(~するのがよい)、助動詞+現在完了の文全て、その他。
(助動詞はやりきれないので、テストが終わってから、また少しずつ覚えてもらう予定です。)

最後に、教科書1課分の英文和訳全部と、テストに出そうな英文の和文英訳をやりました。

10時から4時過ぎまで(お昼休みを含んでですが)、S子ちゃんはよく頑張りました。根性があると思います。願わくば、理解や記憶が定着していればいいのですが、なかなかそうはいかないのがS子ちゃんの難点です。

テスト勉強をする時に、計画を立ててやっていないとのことだったので、明日、自宅でする勉強について、朝の9時から2時間単位で、何の科目を勉強するかの予定を書いてもらいました。少なくても4科目は出来る(全てではないにしても)ことがわかったのは、発見だったようです。これまではダラダラとやっていたそうです。



共通テーマ:学校

今日の授業(16)私立大学付属高校1年のS子ちゃん [英語]

先週はお盆休みということもあって、S子ちゃんの家庭の事情でお休みでした。
けれど、S子ちゃんはこれまで休んでも、その分は必ず別の日に来ていたので今週は2回、授業をしました。夏休み明けには定期テストもあるので、なおさらのことです。
そこで、前回も今日もテスト対策の授業をしました。

教科書については、学校の授業で使っている教科書の文章の穴埋め問題を前々回宿題に出しておいたのですが、前回の授業ではそれを確認するまで手が回りませんでした。
以前から、S子ちゃんは教科書については一人で出来るけれど、文法は1人では出来ないからそれをやりたいとのことだったので、S子ちゃんの言葉に従い文法を優先しました。

文法のテスト範囲は関係詞、完了形、助動詞なので、これまでやったことで理解が不十分なところをもう一度説明したり、暗記事項を確認したり、学校の問題集やアンの手持ちの問題集を使って数多くの問題を解いてもらいました。
関係詞については範囲が広いので、関係詞について理解していることを、まずはS子ちゃんに質問しました。以下はS子ちゃんが答えた内容です。
➀まずは人にはwhoをモノにはwhichを使う。
②thatは人にはモノにも使える。ただし、説明される名詞が形容詞の最上級や、the first, theonly,all,every,no,人+モノの場合はthatを使う。
③whoseの使い方(whoseの後には名詞がくる)
④主語が抜けている関係代名詞か、目的語が抜けている関係代名詞か
⑤前置詞がある関係代名詞(の理解)
⑥モノ、コトを表す関係代名詞what
⑦関係代名詞の制限用法と非制限用法
⑧関係副詞の種類とその使い方
⑨複合関係詞

アンが助け舟を出したところもありましたが、上記の理解はほぼ出来ていました。これまでのテストでもわかっているのに、いざテストとなると緊張するのか解けるはずの問題でも間違えてしまうことが多々ありました。
また、解くのに時間がかかりすぎるので、速く解く練習も今回は取り入れました。

以上の関係詞を順番に復習し(➀、②、④については前回のテストの範囲でもあったので、簡単にすませ、その他は時間をかけてやりました)、続いて助動詞、完了形をやりました。助動詞については覚えなければならないことが多いので、昨年の夏休みに1ヶ月かけてやったのですが、まだやる気のスイッチが入ってなかったこともあり、半分位しか定着していなかったので、やり直しました(テストまで、全部覚えられるかどうかわかりません)。
完了形については現在完了についてはおおよそ頭に入っているので、今日は現在完了進行形、過去完了形、過去完了進行形、未来完了進行形を説明し、問題集を少しやりました。

ここまでやった時点で、教科書をどうするかで話し合いました。教科書に関しての宿題はきちんとやってきていることは確認できたのですが、テスト勉強をS子ちゃんだけに委ねていいかは、甚だ疑問でした。
一緒にやった方がいいと思ったので、そのように提案し、半分だけやりました。
やり始めて気づいたことは、S子ちゃんが一人で出来ると言ったのは、和訳は出来ること、日本語を見れば英語の文が組み立てられるということでした。
これでいいはずなのですが、英訳については語順は合っていても不確かな単語が多すぎるのです。これだと点数は取れないことになります。
単語を覚えることまで授業中に組み入れる時間はないので、これは本人にやってもらうしかありません。
英語は好きだと言っているし、意欲も出て来ているので、そこに期待したいです。

今日は宿題は出しませんでした。というのは、(短い)夏休み中の宿題もまだ残っていて、英語以外の科目のテスト勉強を全くしていないと聞いたので、英語より他の科目を優先してもらうことにしたのです。