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2011年、夏の信州こども山賊キャンプ [ご案内]

山村留学のOBである息子の元に、今年もまた「NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター」から“2011年 信州こども山賊キャンプ”のチラシが届きました。

子どもの山村留学を考えている方、自分の力で生きていく力の土台をつけることが大切だと考えておられる保護者の方には特にお勧めします。

そこには、「大切なこどもたちへ 自然体験のプレゼント!  水も空気も澄みきった大自然の中で、友だちと協力して生活し、日が暮れるまで思い切り遊ぶ。五感をフルに使って、体がくたくたになるまで走り回る。“こども山賊キャンプ”ではそんな素朴な体験ができます。こどもたちのペースで楽しむこのキャンプは、自然の中で無邪気に遊びながら体験を通じて知らず知らずのうちに、自分の力で人生を切り開く力の土台となる〈感じる心〉〈生み出す心〉〈楽しむ心〉を学ぶことができます。さわやかな信州の青空の下で、たくましく健やかな心とからだを育てましょう!」と書いてあります。


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アン自身は、この“山賊キャンプ”や“くらしの学校 だいだらぼっち”への山村留学が、子どもたちの瞳を輝かせ、未来への財産になると思っています。
それはこのNPOが教育に対して揺るぎのない使命感をもち、その言葉どおりに“根っこの教育”をしていると思うからです。

すぐに埋まってしまう非常に人気のあるキャンプなので、ご希望の方は出来るだけ早くお申込みください。

お問い合わせ・資料請求先
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター
TEL  0260-25-2861(受付時間午前10時~午後7時・土日祝除)
E-mail sanzoku@greenwood.or.jp
URL http://www.greenwood.or.jp

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不登校を考える練馬の会(いちごの会)2011年1月例会 [ご案内]

不登校を考える練馬の会より、2011年度最初の例会のお知らせをメールでいただきましたので、そのまま記事にさせていただきます。
新しい年の初めは、まず例会に顔を出されることから始めてみてはいかがでしょうか。
新たな方々との出会いが、何かが変わるきっかけになるのではないかと思います。

2011.1.10                      
                  
                             ニュースNo.81 
不登校を考える練馬の会(いちごの会)
◇◇いちごの会の定例会は奇数月の第3土曜日に行なっています◇◇
【連絡先】   宇治川美晴 tel/fax:03-5998-5506
email:miharu711@hotmail.com

☆ 光が丘に住んで今年で20年。夏から気になっているのは、夜8時前に道を横切っていくセミの幼虫や、毎朝10階の玄関の前や、道路のコ ンクリートの上に数メートルおきに点々とうずくまるように落ちているセミたちの姿。夜じゅう明るい街灯を浴びながら、舗装道路のわきのわずかな土の部分に植えられた木たちは、土にかえることができないセミたちの悲しみをどんなまなざしで眺めているのでしょうか?
ぬかるみは歩きたくないくせに、緑のそばで暮したいなどという人間の横暴さ、子どもの悲鳴を無視した競争本位の学校とだぶって見えてきます。

☆ ひったくりの件数で最下位バトルをしている二人の知事が警備体制の強化ばかり口にしているのを見てがっかりしました。ひったくりをしなくても済む安定した生活ができていないことをなぜ考えないのでしょう。

☆ 去年も何度もみほこんの歌声を聞きに足を運びました。
毎年大みそかには路上生活者のおっちゃんたちのために炊き出し会場で歌っています。
彼女の、誰に対しても変わらない柔らかい笑顔と、悲惨な現実をコミカルソングに変えて愛をこめた歌声に、たくさんのパワーをもらいます。

☆ 選択性場面かん黙という、場所が変わると話せなくなる障害をもつ21歳の女の子。以前にも紹介したたつのもとこさんのところで、温かく見守ってくれる人のまなざしを浴びながら、大泉のゆめりあの舞台で話したり、ソロで歌えるまでに成長しました。久しぶりに客席からその姿を見て、涙が止まりませんでした。必要なのは柔らかくいられることなのだと教えてくれたのは、いつも彼女の方でした。職場ではまだ話せない彼女を職場の人たちは「そこ(たつのさんのところ)では話せるのに」と責めているそうです。コンサートに足を運んで、何が違うのか確かめてほしいと思います。

   1月 の 例 会 

諸事情により、また、夜ファミリーレストランにおいて行ないます。
日 時:1月22日(土)午後6時30分~第3土曜日ではありません。
ところ:都営大江戸線 光が丘駅からすぐ ジョナサン
    どなたでもお気軽にお越しください。

  ◇和歌山県親の会だより第18号より◇
○父親の手記○
親ごころ 子ども見透かす 下ごころ
下ごころ 見透かされても 親ごころ            寺沢啓三

妻は、先生方に相談すると気分が楽になるといつも言っております。母親の気分が楽になると子どもも楽になっているように私には思えます。
 先日も親の会で、相談員の先生のお話を聞き、親同士話し合ってから各停に乗って帰る電車の中で、これまでのことを思い返していると、いろいろなことが思い浮かんできました。
 それを「川柳」らしきものに書きつけてみました。大変下手くそな句ですが読んでみてください。

不登校 寝顔が親に 語りかけ  
不登校 やっと寝た子を そっと抱き
不登校 眠るこの子は 何思う
不登校 服とパジャマも 昼夜逆転

わが子が学校へ行けなくなってから2年になりますが、行けなくなったころ、子どもが「お父さん、ねれんね」と言って、なかなか寝つけないようでした。やっと寝た子の顔を見ていると、何も言わない子どもの寝顔が、「おまえは、ぼくの父親か?」と問うているような気がしたものです。切なさと、何かしてやらねばという焦りがこみあげてくるのです。
 なかなか寝つけない子が、やっと寝ついても眠りが浅く、強く抱くと起きてしまうので、気づかれないようにそっと抱いて、子どものつらさに共感しなければと、わが胸に言い聞かせるのです。

  不登校 頭ナデナデ 気をやすめ
  優しさが 幸か不幸か 不登校
  子育てを お腹の中まで ふりかえり

 一年前ぐらいまでは、閉じこもりがちで一日中パジャマで過ごしていました。最近は少し外に出るようになってきました。
 私が前に勤めていた職場の人で、最近「いじめ」から不登校になった子どもの母親が私の家に来られて、いろいろな話をされました。その話の中で、これまでの自分の子育てについて反省ばかりしておられました。
「おなかの中にいるときの胎教が悪かったんやろうか。そこまで考えるわ」と言われるのを聞いていて、登校拒否を生み出す背景について考えさせられるのです。

  はよせえと 口に出せずに 深呼吸
  親ごころ 子ども見透かす 下ごころ
  下ごころ 見透かされても 親ごころ

 家族そろって外出するときや、物を買うときに、決断するまでかなりの時間がかかるのです。自己を肯定的に見られなくなった子どもが自己決定力も弱くなっているのだと、わが心に言い聞かせながら「見守り、待つ力」を試されている思いで深呼吸をするのです。
 いつか聞いた高垣忠一郎先生のお話の中に、ある子が、「親心は下心」と言ったというのがありましたが、その通りだと思うことが多いのです。この言葉は私たち親にとっても、また教師にとっても大切なように思います。しかし、そう思いながらも、親である私は少しぐらい見透かされても……となってしまうのです。
 ランドセルは椅子の背中にかけられたままで、ほこりだらけ。一年生に入学したとき、家の前で記念写真を撮ったのを思い出します。あのときのランドセルがピカピカだったし、子どもの瞳も希望に満ちていました。
 過去をふりかえり、いまの子どもの苦しむ様子を見て胸が痛むのです。

二人きり 今日はいくとこ ないかしら

夏の夜遅くまで、西牟婁の親の会で話し合っていたとき、あるお母さんが、「朝になったらつらいわ。私もどっか外へ行くとこないやろか、と思うわ。専業主婦は家にばっかりいるさかい、よけいつらいで」と語っておられました。
 私も新しい仕事をすることになり、その仕事につくまでの間、いくらか家にいられる時間的余裕があったとき、閉じこもりから外へ出られるようになったわが子と二人きりで過ごす時間がありましたが、このお母さんに共感できる思いがしたのです。
 「子どもの居場所づくり」の請願運動はまだ県議会で採択されていませんが、子どもと親にとってはさし迫った願いだと思います。

  不登校 充電期間と 腹をすえ
  不登校 夫婦喧嘩の ひまほしい
  親の会 しゃべりまくって ストレス発散
  親どうし 仲間の愚痴に 助けられ
  朝化粧 笑顔見るのは 久しぶり
  歯はみがけ 風呂・散髪は いわんから
  外に出て まちがえられて 髪を切り
  えっ学校に 言ったと聞いて 耳疑い

子どもが登校拒否になると親はがんばっているつもりでも、かなり落ち込むものです。妻は毎朝鏡に向かいますが、笑顔がうつっているのを見るのを、前の日に子どもが少し元気になったときだけです。
 しかし、子どもが自分で動きだすのも見ることができます。散髪に行かないで長くのびた頭髪、そのまま外に出て「女の子」と間違えられたことをきっかけにして散髪に行くのを見て、選んで動き、回復への道を歩くのだなあと思ったりするのです。
 夏休み中の7月31日の午前中、子どもは家でゴロゴロしていました。音楽の先生が来て下さって、テレビゲームを見ながら話をしていました。
 私はプール当番で学校で当番の仕事をしていたら、先生が「○○ちゃん来てるで」と知らせて下さいました。夏休みに入ってから「プールに行こう」といくら誘っても行こうとしなかったのに、先生が、「バトミントンをしに行こうか」と誘ってくださったら、「ぼく水泳の方がええんや」と自分で選んで先生と一緒に来たということでした。
 私は、「えー?学校へきた?」と驚きとうれしさで声も出ないほどでした。担任の先生もたまたまプールの登板でおいでになっていたので,三人で喜んだものでした。
 
  先生を 画面見ながら 品定め

1995年の4月に教頭先生をはじめ、6人ほどの先生が人事異動で入れ替わられました。先生の異動で息子はかなり緊張しているようでした。先生が来てくださったとき、目はテレビの画面にありながら、耳は聞いているような、いないような感じで、しかし異常なほど鋭く観察しているようです。先生が来られた時の雰囲気はいつもこんな感じで、緊張しながら観察しているようです。先生が帰られた後で、ぽつりと品定めをするのです。その先生がどんな先生かを感覚で判断しているようです。
私は、これまで川柳なんてつくったことがありません。もともと私は文章を書くのが大変下手なのです。だから、おそらく川柳になっていないと思います。
親の心、私の感情を、率直に書いてみただけのことです。でも、息子がいじめ問題などをきっかけに登校拒否になり、苦しみながら、生きることを、発達する営みを続ける姿が、親である私を立ち止まらせ、考えさせてくれたのです。
私に川柳のようなものを書く気にさせてくれたのも息子だと思いますし、「教育とは何か」「学校とは何か」深く考えさせてくれたのも息子だと思います。


第19回何よりも人と自然を大切にする練馬を目ざす区民集会「子育て・教育分科会」
映画とトークショー 「月あかりの下で―ある高校の記録―」
☆製作者・現場職員などのトークショーも行います☆

日時;2011年1月15日(土)午後1時30分
場所;練馬公民館ホール(西武線練馬駅下車徒歩10分)

参加協力券;500円 高校生以下 300円 
※事前に購入してください

 主催:何よりも人と自然を大切にする練馬区をめざす区民集会実行委員会



成 人 式

おかげさまで我が家の次女もようやく成人式を迎えました。
1年生で学校に行けなくなってから、親子で本当にいろんな思いをし、いろんな人に出会い、一つ一つ壁を乗り越えながらも、ハラハラの連続でした。でもそのおかげで、一生心に残る出会いもすることができました。今は看護学部に学びながら、常に“今”を思い切り抱きしめて完全燃焼しています。
でも、小さい頃、「この子はホームレスになっても生きていける。出会いを切り開いて今日食べるご飯を何とかしようとしていくだろ う」と思わせてくれたバイタリティは健在です。
思い切り悩み、思い切り騒ぎ、思い切り泣き、思い切り笑いながら、この日を迎えました。宝くじ並みの出会いのくじ運の良さにより、たくさんの良き大人たちに支えられて今日にたどり着いた次第です。
大変な世の中に漕ぎ出でていこうとしていることを思うと親は何を糧として手渡しておけばいいのか、考えてしまいますが、いちごの会の皆様のお知恵やパワーを借りながら、大人としてのたびだちを支えたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


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不登校を考える練馬の会、2010年11月例会 [ご案内]

不登校を考える練馬の会(いちごの会)の11月例会は明後日11月20日(土)です。場所は都営大江戸線 光が丘駅からすぐの「ジョナサン」で、午後6時30分からだそうです。
差し迫ってのお知らせになってしまいましたが、参加を希望される方は世話人の宇治川さんへご連絡ください。
宇治川さんの連絡先 電話&FAX  03(5998)5506  
Eメール miharu711@hotmail.com

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不登校を考える練馬の会、2010年9月例会 [ご案内]

不登校を考える練馬の会(いちごの会)よりニュースNo.79 が届きましたので、その一部をそのままご案内したいと思います。
9月の例会は、明後日18日(土)午後7時から光が丘駅からすぐ近くの「ジョナサン」で行うとのことで、差し迫ってからのお知らせになってしまいましたが、いよいよ進路選びが本格化する秋に向けて、先輩のお母様方の話を聞き参考になさってみてはいかがでしょうか。

また、黄緑色のチラシ、登校拒否・不登校の子どもの進路と自立“進路説明・相談会”も、過去にアンも参加してとても参考になったので、お出掛けになることをお勧めします。
まずは、いろいろな情報を集めることから始めてみると、わが子の未来が見えてくるのではないかと思います。

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不登校を考える練馬の会、2010年7月例会 [ご案内]

不登校を考える練馬の会(いちごの会)より、7月の例会のお知らせが届きました。
今回は、ちょっと趣向を変えた例会のようです。
受験生にとっては進路を意識し始める夏、また梅雨も間もなく明け、1学期が終わろうとしている時期でもあります。
この先、わが子のことでどうしたものかと思っていらっしゃる保護者の方は気分転換に出掛けてみてはいかがでしょうか。
以下に送っていただいたニュースNo.78をそのまま掲載させていただきます。(少し読みにくいかもしれませんがご了承ください)

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登校拒否・不登校を考える東京の会学習交流会 [ご案内]

“登校拒否、不登校を考える東京の会”の講演会のお知らせが“不登校を考える練馬の会”経由で届きました。
講演会のタイトルは「子どもの生きづらさを考える」です。

お話ししてくださる千葉大学教授、片岡洋子さんのプロフィールには「女の子の関係をむずかしくするもの」、「女の子の友達関係とその葛藤を考える」、「女の子のいじめと人間関係」など、まさに現在の女の子たちが抱える問題が含まれていると思います。
昨日、横浜の私立高校で起きた殺人未遂事件は、女の子同士の葛藤がエスカレートして起きてしまった痛ましい事件に思えてなりません。
思春期の子どもの心は、親や大人の気づかないところで、大きく揺れ動いています。少しでも子どもの心を理解し寄り添える親になるために、親もいろいろと学んでおくことが必要なのではないかと思います。

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くらしのうつわ展 [ご案内]

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息子が山村留学先でお世話になった工房草来舎の大越慶さんと丸山葉子さんの陶器の作品展が、今年もまた東京目白で開催されます。
長野の天竜川に近い泰阜村の空気と風を作品を鑑賞しながら味わっていただければと思います。
また、ダイダラボッチへの山村留学に興味を持たれた方も、お話を聞きに行かれたら、イメージも広がるかと思います。


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不登校を考える練馬の会、2010年5月例会 [ご案内]

忙しい日々が続いていたために、ご案内を送っていただきながら記事に出来なかった「不登校を考える練馬の会(いちごの会)」からのお知らせを久しぶりに記事にしました。(今回はニュースNO.77をそのまま掲載させていただきました)

新しい年度も始まりました。
お出かけになって、いろいろな方とお話して、気分をリフレッシュさせてみてはいかがでしょうか。

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2010 夏の信州  こども山賊キャンプ [ご案内]

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山村留学先「暮らしの学校だいだらぼっち」のOBである息子の元に、5月8日から申し込み開始の「信州こども山賊キャンプ」のカラーチラシが届きました。
子ども時代に自然の中で過ごしたり体験したことは、子どもが成長し、大人になってからも生きる支えになったり、力になったりします。
子どもの生き生きとした明るい顔や、楽しそうな笑顔が見たい、将来に対しての何らかの展望を開くきっかけにしたいと考えておられる保護者の方には、特にお勧めしたいキャンプです。
かなり昔のことですが、アンの息子もこのキャンプが気に入って、1年間の山村留学に行く決心をしました。

主催者――NPO法人グリーンウッド自然体験教育センターより(子ども山賊キャンプのチラシから一部抜粋)

私たちは、「暮らし」の中に「学び」の原点があると考えています。本来、「暮らし」は生きるためのすべての環境とつながっています。他人とのかかわり、地域とのかかわり、自然とのかかわり、食べること、寝ること、働くこと、遊ぶこと、感じること、創ること、自分のありよう…。暮らしの中には、全人的成長を促すあらゆる学びの要素が渾然とちりばめられています。日々の暮らしは「生きる基本」を学ぶための優れた学校です。「暮らし」の持つダイナミズムをあらためて「学習財」として捉え直していくことで、「心の豊かさ」「生きる力」を育んでいけるものと考えています。したがって、暮らしの中から学びの要素を丁寧に抽出し、総合学習プログラムとして再構成したものが、私たちの実施する自然体験教育活動といえます。

この「信州子ども山賊キャンプ」では、食事作りやプログラム作りなど一見面倒なことでもキャンプ活動の基本と位置付け、丁寧に取り組みます。したがって、ただ表面的な面白さを一方的に与えることはせず、不便さや大変さの中から学べる力を養えるよう配慮しております。

信州こども山賊キャンプ実施要綱

名称;  2010夏の信州こども山賊キャンプ
目的;  信州の地域・暮らしに根ざした自然体験活動を通じて「自立」「共生」「自然の理解」を学び、心の豊かさや生きる力を育む。
参加資格;小学1年生~中学3年生の中で、自分で決意をし、やる気のあるもの。ただし、前期資格に加え、スーパーコースについてはチャレンジ精神あふれる者に限ります。ミステリーコースについては山賊キャンプ経験者かつ小学4年生以上限定です。
場所;長野県下伊那郡泰阜村左京川キャンプ場ほか。
集合解散;東京・名古屋・長野県内からはチャーターバスで現地まで往復します。
申込み方法;氏名・住所・連絡先・知った経緯を明記の上、ハガキ、TEL・FAX・Eメールで。(インターネットによる申し込みには割り引きがあります。)

日程は下記の通りです。

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お問い合わせ先・資料請求先
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター
〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6342-2
TEL:0260-25-2861(受付時間午前10時~午後7時・土日祝除)
FAX:0260-25-2850(24時間受付可)
Eメール:sanzoku@greenwood.or.jp URL http:/www.greenwoodo.or.jp



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2010年度山村留学、暮らしの学校「だいだらぼっち」参加者募集 [ご案内]

ふた昔前に、息子が行った山村留学先が2010年度の参加者を募集しています。
山村留学に行く前は、自己肯定感が少なかった息子が、山村留学を経験したことで自分を認められるようになり、それがまた今日の息子の生きる核になっていると思っています。
現在、「ゆとり教育」が見直されるようになり、授業時間数も増える傾向にありますが、それが本当に子どもの学力や生きる力に結びついていくかは、甚だ疑問だとアンは思っています。ちょっと違うのではないか、本当の意味で子どもに力をつけにはどうしたらよいかを真剣に考えている保護者のお子さんにはお勧めの山村留学です。

以下に、読売新聞(長野版)に掲載された山村留学の主催者側、グリーンウッド自然体験教育センター辻英之専務理事のコラム記事をそのまま紹介させていただきます。

2009年3月25日(水)掲載文

グリーンウッドが実施する山村留学、暮らしの学校「だいだらぼっち」では、先週末に「ひきつぎ会」という会を終えた。だいだらぼっちには卒業式がない。その代わり、今年度と来年度の参加者、保護者、スタッフが一堂に会し、「大事なことをひきつぐ」ことを趣旨にした会を1泊2日で実施している。私はこの会が実に好きだ。それは、その構造自体を子ども達が考え、今年それをやるかどうかも子ども達が決めて、運営も子ども達が切り盛りするからだ。

「子ども達が自分で決める」とはどんな意味を持つのだろうか。例えばグリーンウッドが主催する「夏の信州子ども山賊キャンプ」はリピーターが4割を超える。毎年参加する子どもに、「なぜこのキャンプに参加するのか」と聞いた。返ってきた答えは「ここは自分でごはんを作れるからいい」。「自分でごはんを作らないキャンプなんてあるのか?」と逆に聞きかえすと、厨房スタッフがすべて作ってくれて、まるで給食のようなキャンプも多い、とのこと。それは確かにリスクが低くなるだろうが、そこにあった「学び」はどこへ行ってしまうのか?と心配になる。
ここ数年、山賊キャンプには行列ができている。人気の秘密はシンプルで、それはごはんを「自分で作る」ことができ、スケジュールも「自分で決める」ことができるからだ。

ところが、今の世の中、「子ども達が自分で決める」場面は極端に少ない。子どもを取り巻く時間も空間も、そして友達関係までもが、大人の論理によって決められてしまう状況では、日常生活をつまらないと思ってバーチャルに走ったり、次の世にあこがれたりするのは無理もないことなのかもしれない。
暮らしの学校「だいだらぼっち」では、1年を通して「子ども達が自分で決める」ことを重要視しながら暮らしていく。大人であるスタッフがどう関わるのかも興味深い。「自分で決める」ことには豊かな学びがある。それは間違いないことなのだが、その学びを保障するためにはいくつかの重要なポイントがある。次回はそのあたりに迫りたい。

※ 記事にある「ひきつぎ会」には、息子と共にアンもアンの夫も参加しました。子どもが寝入った後も、スタッフや参加する子ども達の保護者との語らいは夜が更けるまで続き、それに参加したことで、当時、山村留学に乗り気ではなかった夫もすっかり気に入って、留学中も何度かそこを訪れるようになったという経緯がありました。

暮らしの学校「だいだらぼっち」問い合せ先
http://www.greenwood.or.jp/daidara/da-news03.htm

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