さようなら不登校（７６）

前回、Ａｙｕちゃんに会った時は、ずいぶんと立ち直った感じがして、「さようなら不登校」もそろそろ終りにしてもいいのではという話になりました。「さようなら不登校」の続編は「ＮＥＸＴ　LEVEL」です。Ａｙｕちゃんが好きな浜崎あゆみの歌からとったタイトルで、Ａｙｕちゃん自身が決めました。「ＮＥＸＴ　LEVEL」のスタートは今のところ未定ですが、これからもＡｙｕちゃんの成長の過程を読んでいただければと思います。

１１月３０日（月）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

こんにちは。
体は元気で、気持ちも何とか折れないで学校に通っていますか？
ところで、12月の予定はどうする？
先生が空いているのは、19日と26日です。

あれからブログの更新もしていないけど、「さようなら不登校　７５」で終りにするより、「さようなら不登校　完」というふうにして、Ａｙｕちゃんと先生がそれぞれ文章を書いて、きちんと終わらせてから、「ＮＥＸＴ　ＳＴＡＧＥ」に進んだほうがいいように思います。
考えてみてください。

でも、今はちょうど、期末テストに突入する時期かな？
時間がある時でいいので、返事をください。
それでは、またね。
テスト、がんばってね。


１２月７日（月）　　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

返事遅れてすみません。
先週３日間風邪で学校休んでました・・その前にも時たま休んでたり、遅刻も時々してたりしたけど頑張って学校には何とか通っています。折れそうになってるし、ひとりで家で泣いたりする時も増えたけど、負けずに頑張ってます。
はっきり言ってしまうと、学校では孤独だったりするけれど、"完全に"でもないし、私は自分に負けたくないので終業式まで休まずに頑張ろうと思っています。
それは私にとって辛い事だし苦しい事だし、逃げたくて仕方なくて絶望したりもしました。それでも何とか這いつくばって、学校に通えているのはやっぱり本当にすごいなって思います。

それに本当に些細で小さな事に対しても、自分にとってはすごく嬉しくて、幸せに思える自分に慣れてきました。そんな日は本当に少ないんですけどね。
悩みを聞いてくれる友達とはあまり連絡が取れなかったりして、気持ちを吐き出す場所がなくて、いつも苦しくなっちゃいます。でもその友達も頑張ってるし、私も頑張らなくちゃって思えるようにも少しずつなっています。先生に対してもそうです。先生も頑張っているので！
そして私、メールだとあんまり気乗りしないせいなのか、返事が遅い上、最近は相談とかもあまりしませんよね。
メールでの相談のやりとりはあまり好きじゃないんです。

今は明後日から期末テストなのでテスト勉強を頑張っています！
心が安定してなくて、体もダウンしてしまったので先生との約束の４位をとるという事はちょっと難しい気がします。
でも体も何とか元気になってきたので、良かったです。

私的には19日がいいんですけど、お父さんは多分26日がいいっていうと思います。まだ話してないので、朝になったら聞いてみます。


１２月７日（月）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

今は、テスト勉強の真っ最中かな？忙しい中、返事をくれてありがとう。
風邪、ひいてたんだね。でも、治ったようでよかったです。

Ａｙｕちゃんのメールを読んで心が痛みました。
ずいぶん、つらい高校生活を送っていると感じたからです。
それでも何とか学校に通っているなんて、本当に、以前のＡｙｕちゃんなら考えられなかったことだと思いました。
「頑張っているのね」とか「エライね」なんて月並みな言葉では表せないほど、Ａｙｕちゃんが踏ん張って、持ちこたえているのだということがよくわかります。
それがこれから先も、踏まれても踏まれても立ち直る、Ａｙｕちゃんの生きていく力に結びついていくと思います。
だって、つらくても苦しくても、ただ泣いてその場所に留まっているだけじゃなくて、ちゃんと動いて学校に行っているんだから……本当にすごいと思います。

けれど、高校がそんなにつらい場所なんて、ちょっと悲しすぎるし、誰にも相談しないで１人で耐えているのもつらすぎる気がします。
１ヶ月に１度位しか会えなくても、先生がＡｙｕちゃんの味方だということは覚えていてほしいと思います。
そして、メールのやり取りを気乗りしないなんて言わないで、たまっていることは先生に吐き出してほしいと思います。
これまでずっと「さようなら不登校」で、メールのやり取りをしてきたんだから……。そうでしょ。

期末テストはやはりがんばってほしいと思います。
もともと、Ａｙｕちゃんは能力がある子なんだから、やらないともったいないです。
力の限りやってみることで、また新しい力が生まれてくると思います。
日にち決まったらまた連絡してください。
会って、またいろいろと話をしようね。


１２月１０日（木）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

こんにちは
今日でテスト最終日でした。自分なりに頑張ってきました。勉強も諦めずに頑張った方だと思います。

先生がそう認めてくれて、その上味方だって言ってくれただけで、私は救われます。それにまた頑張れる気がします。ありがとうございます。

学校はつらいばかりじゃないです……。やっぱりひとりでいる時間が多いけれど、少しは慣れてきたし、別にいいやとも思えるようになったし、楽しくないなって思える日も多いけど、私はひとりじゃないってそう常に思うようにしています。
学校ではたまたま合う友達がいないだけで、地元には中学の時の友達がいて、先生もいる。だから大丈夫なんです。

かてきょは２６日でお願いします


１２月１０日（木）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

気持ちがあんまり元気ではなくて、やる気がイマイチでも自分なりに頑張れたのね。前のＡｙｕちゃんならやる気がしないと、そのままあきらめてしまっていたんじゃないないかな？
でもそうしないで、自分で自分を励まして努力できるようになったのね。それが先生はすごくうれしいです。
少しずつＡｙｕちゃんが強くなって、努力もできるようになって、そんなＡｙｕちゃんを見られるようになったこと、出会えたことが、先生の宝物になっています。
先生からもＡｙｕちゃんにありがとうです。
あとね、先生がＡｙｕちゃんの味方なのは当たり前のことで、そのことだけはいつも覚えておいてほしいと思います。

また、学校で気の合う友達が今はいないかもしれないけど、ちょっとしたきっかけで流れが変わることもあるので、ダメだって決めつけてしまうのも早すぎるんじゃないかな。

ところで、先生の家のことなんだけど、一昨日、長い間大変な病気と闘い続けていた先生の旦那さんのお姉さんが亡くなりました。隣に住んでいた姉だし、血がつながっているのは先生の旦那さんだけなので、喪主をすることになっています。
今日がお通夜で明後日が告別式です。
だから、Ａｙｕちゃんの家に行くのも、２６日位ならひと息ついたところだと思うのでちょうどいいかもしれません。
Ａｙｕちゃんに会えるのを楽しみにしています。

さようなら不登校（７５）

１０月２３日（金）　　アンからAyuちゃんへのメール

何回かメールしたのですがだめだったので、先週書いたものを再度送ります。

今回のメールはとてもうれしかったです。
特に、折れそうになっても持ちこたえて、何とかやっているというところがです。
また、何となくでも、これからも学校に通えそうだと、Ayuちゃん自身が思えるようになったこともよかったと思います。

強くなったのはもちろんですが、今までより、人に気を使ったり、人からどう思われるかを気にしなくなって、人が何と言っても、「私は私」と少しは思えるようになってきたんだと思います。
悩んだり、苦しんだり、つらかったり、どうしようもなくイライラしたりしたことがあっても、そこでまた気分を変えて立ち直ってきたのが今のAyuちゃんなんだと思います。

これからもまだまだいやなことやつらいことがあると思うし、プラスになんてとても考えられないときもあると思うけど、それでもAyuちゃんなら何とかやっていけると、先生は信じています。
今まで経験してきたことがAyuちゃんの力になっていると思うからです。
その力がついてくると、苦しんでいる他人の気持ちもよくわかるようになるし、何もなくておもしろおかしく暮らしている人（実際にはいないと思うけど）よりもはるかに魅力的な人になっていくと思います。

先生は、今まで努力努力って言ってきたけど、それより大事だと思っていることは、強い風が吹いても柳の木のようにしなやかで、折れそうで折れない人、また雑草のように踏まれても踏まれても、立ち上がる人になってもらうことです。それは生きていく力につながっていきます。
Ayuちゃんも、少しずつそんな人になっていけそうだわね。
そんな予感がします。
頑張ろうね

ところで、２４日のことなんだけど、どう調整しても行けそうもありません。
25日の日曜日も空いているわけではないんだけど、いつもの時間より1時間位遅くなら行けると思います。
Ayuちゃんの都合はどうですか？

※結局、25日はAyuちゃんの都合が悪くて、10月はお休みということになりました。


１１月２日（月）　　Ayuちゃんからアンへのメール

こんにちは
かてきょについてしてみました。

私は今週の土曜がいいなと思っています。
お父さんにも聞いてみないと分からないのですが、先生の都合はどうですか？

そして、今の心境？を詩にしてみました
作詞家みたいな感覚で書いてみました（笑）

「さようなら不登校」の更新を少しでも増やしたいと思っています！
私の一部の思い出としてです

先生も忙しくて大変だと思うので、1ヶ月に最低でも1回、欲を言えば3回くらい更新して貰えたらと思います！
勝手かもしれませんがお願いします


１１月２日（月）　　アンからAyuちゃんへのメール

メールありがとう。
今週の土曜日は空いているので大丈夫だと思います。
ただ、ちょっと心配なのは、先生が今週の木曜日に首にできたしこりを手術することになっていて、それは半日で終わってすぐに家に帰れることになっているんだけど、その後の様子によっては安静にしていなければいけなくなるかもしれないんです
だから、行けるかどうかは手術が終わってからでないと、確実なことはわからないんです。
わかり次第連絡しますね。

ところで、今の心境を詩にしてみたって書いてあるけど、このメールではわからないんだけど、どういう意味なのかな？

「さようなら不登校」の更新は、Ayuちゃんがメールを送ってくれば、更新できるようにしたいと思っています。
中学3年の時のこと、これからのこともいろいろ書いておけば、後で振り返った時に、自分がどうだったかわかるし、成長したこともわかるものね。それにAyuちゃんと先生の大切な思い出にもなるものね。
何でもいいから好きなように書いてみたら


１１月５日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

こんにちは。
手術は今日ですね。
言葉変かもしれませんが、頑張ってください。

お父さんから了解を得ました。
なので、先生の都合がよければ、土曜の授業よろしくお願いします。

詩は出来たら言います！
まだ未完成なので！


１１月5日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

ご心配おかけしました。
手術は午前中に無事に終わりました。麻酔が切れた後の痛みも今のところ出ていません。
ただ、ちょっと疲れたので、夕方まで横になっていました。

だから多分、明後日は行けると思います。
ブログも頑張って更新しておきます。また、印刷して持って行けるようにします。
それでは、明後日に会いましょう

さようなら不登校（７４）

「さようなら不登校」は2ヶ月振りの更新です。9月に一度、Ayuちゃんの家には行ったのですが、その後は、アンの忙しさや、Ayuちゃん側の事情も関係して間があいてしまいました。

10月１日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

こんにちは。
何とか学校には行っていますか。
ところで、今月はいつ行ったらいいかな？先生が空いているのは、3日、17日、２４日です。


10月1日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

こんばんは。
学校はなんとか行けています。
私は１７日がいいです


10月1日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

いろいろな思いを抱えながら、学校に通い続けているんだと思います。
ずいぶん強くなったのね。
それでは17日に行きます。
また、いろいろ話そうね


10月1日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

強くなったのかは分からないけれど、毎日通えてる自分がすごいなってたまに思ったりします。
今、実は学校がすごく辛くて・・なのに通えてるのが本当に驚きです。

はい、楽しみにしてます
テストが近いので、また少し勉強したいなって思ってます


10月1日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

自分で自分のことをすごいと思えるのはとてもいいことです。
人から認められるより、まず自分で自分のことを認められるようになってください。
まだ、ちょっと日にちがあるけど、楽しみにしています


10月14日（水）　　Ayuちゃんからアンへのメール

こんばんは。
夜遅くにすみません
かてきょについてなんですけど、お父さんの都合で今週ではなく、来週にして欲しいんですが・・いいですか？


10月14日（水）　アンからAyuちゃんへのメール

24日は予定が入ってしまったのですが、何とか調整してみます。
返事は明後日くらいまで待ってください。
気持ち、安定していますか


10月15日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

おはようございます

そうなんですか
なんかすみません。
返事待ってます

気持ちは波が激しかったりするけど、学校を休む事なく行けてるので問題ないと思います
元気がとりえなので！体も丈夫だし、これからも大丈夫だと思います。

でも色んな事深く悩んで考えすぎて、自分が壊れそうになってしまったときもありましたが前なら折れてた自分が、今は折れそうになっても持ちこたえて、頑張ってます
先生に強くなったねって言われてから、もっと頑張れる気がして、前向きにやっています


アンの解説

初めて会った頃から比べると、Ayuちゃんがずいぶんと成長していることがわかります。自分の心の中に湧き上がるどうにもならない負の感情も、自分の力で切り替えることが出来るようになったのだと思います。
それがうれしかったので、アンはすぐに返事を書いたのですが、Ayuちゃんの携帯がつながらなくなってしまい、連絡が取れなくなってしまいました。

さようなら不登校（７３）

前回、Ａｙｕちゃんの家に行ったのは高校の理科の期末テスト対策のためでした。その時の話し合いでは、これからは毎週来てもらわなくても大丈夫で、８月はお休み、９月からは１ヶ月に一度位、アンに来てほしいとのことでした。
高校に入学した当時は、夏休み前位までで、Ａｙｕちゃんの家庭教師は終りと思っていたのですが、Ａｙｕちゃんにはまだ不安が残るようなので、引き続きフォローしていくことになったのです。

７月１７日（金）　アンからＡｙｕちゃんへのメール

こんにちは。
明日から夏休みですね。
Ａｙｕちゃんからメールもなかったので、なんとか学校に通えていたのだと思います。
高校生活も何かと気持ちが乱されることが多くて大変だったのに、よく一学期間通い通せたと思います。よくがんばったわね　自分でも自分のことをほめてあげてください。

一学期間通えたんだから、これからも大丈夫と、自信をもって言い切ることはできないかもしれないけど、やはり自信はついたと思います。
理科のテストも前回よりは点が取れたんじゃないの？
「さようなら不登校」は出来そうかな？　


７月２６日（日）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

元気にしていますか？
この前、１７日に先生が送ったメールに返事がなかったので、何かあったのではないかと心配しています。様子を知らせてください。
元気ならいいんだけどね。



７月２６日（日）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

こんにちは。
メールを返さなくてすみませんでした。
なんか色んな事が起こりすぎて、メールを返す気持ちにはならなかったんです。
でもそれは言い訳ですよね。心配かけて本当にすみませんでした。
体は相変わらず元気です。


７月２６日（日）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

いろいろあったのね。学校のことかな？それとも家のこと？
そして、まだ気持ちは落ち着いていないのかな。
少し元気になって、気が向いて話す気になったらメールをください。
１学期間頑張ったんだから、楽しい夏休みが過ごせるといいね。


８月１２日（水）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

こんばんは。お久しぶりです。
あのメールからまだずっと学校の事が心に引っかかってて、友達関係とかがぐちゃぐちゃになってきて、もうなんだか疲れちゃった感じで、夏休みなのに…何ひとつ楽しめてないんです。
話を聞いてほしいです。

あと夏休みの宿題で分からない（？とゆうか忘れてしまった）数学のところを教えてほしいです。英語もなんですけど。
なのでまた家に来てくれませんか？
お父さんには、夏休みの宿題で分からない所があるから授業をやりたい、って伝えました。
そうしたらいいよって言ってくれたので、先生次第なんですけど…いいですか？


８月１２日（水）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

ずっと、Ａｙｕちゃんのことが気になっていたので、メールをもらってよかったです。
夏休みももう半分以上過ぎてしまったのに、まだ気持ちが落ち込んでいるなんて、友達関係で相当にいやなことがあったのね。

夏休み中で、先生が空いている日は今は日曜日しかないんです。
それでもよかったら、１６日、２３日、３０日のどれかでＡｙｕちゃんの都合のいい日を教えてください。Ａｙｕちゃんに合わせます。


８月１２日（水）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

そうなんですか…
私もいつ先生に連絡しようか迷っていたんです。でも何て言ったらいいか分からないし、何から伝えたらいいか分からなかったので、直接あって話した方がいいかなって思ったんです

もうとにかく考えすぎて疲れ切っちゃって、それでも友達や家族や親戚とかには、明るく振る舞って、って感じで…
最近では、本心は死にたくなんかないのに、もう楽になれるならいっそ死んだ方がいいのかなって思ったりもしました。
でもなんで私がこんな思いをしなきゃいけないんだろって…なんか悔しいような哀れみたいなそんな複雑な気持ちになります。

そんな忙しい中すみません　私的には２３日がいいです。


８月１２日（水）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

そうよね。メールでは伝えきれないものがあるものね。やはり、会って直接に話すのが一番だと思います。
今まで心に溜まっていたいろいろのことを、先生に吐き出してしまえば少しは気持ちが楽になるかもしれません。
いくらでも話を聞くからね。
先生も２３日くらいがちょうどいいです。


８月１７日（月）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

せっかく２３日と決めたんですが…予定が入ってしまったので３０日でも大丈夫ですか？


８月１７日（月）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

了解です。
実は、７月末より息子の持病がかなり悪化して、今、入院中です。
３０日の方がいいです。


８月２８日（金）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

明後日は予定通り、大丈夫ですね。
久しぶりに会えるのを楽しみにしています。



８月２８日（金）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

大丈夫です。
私も楽しみにしています
先生の息子さんはあれから大丈夫ですか？


８月２８日（金）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

息子は入院している病院では手に負えず、都心の病院に転院しました。
水さえも飲めないで点滴治療を続けています。
来週は手術をすることになっていて、今日はその説明を病院で受けてきました。
手術がうまくいっても、これから一生抱えていかなけれがならない病気だそうで、息子はもちろんですが、先生も今は元気が出ません。

生きているといろいろと大変なことがあるな、とつくづく思いました。
けれど、やはり前を向いて明るく生きていかなければね。
Ａｙｕちゃんもね。


８月３１日（月）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

おはようございます。
昨日はありがとうございました。話を聞いてもらえて、すごくスッキリしました。
まだ、明日学校かと思うと緊張するし不安だけど、頑張りたいと思います。


８月３１日（月）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

少しでも元気になってよかったです。
明日からのことをあれこれ考えるのはやめにして、それより一学期間、学校に通えた自分を認めて、だから明日からも大丈夫と思ったほうがいいです。

また、うまくいかないのは当たり前だと開き直って、そこを出発点にしたほうがいいです。
大丈夫　Ａｙｕちゃんなら出来るから。
昨日見せてもらった成績表も、学校説明会で話す係りに選ばれたことも、先生はすごくうれしかったです

さようなら不登校（７２）

Ａｙｕちゃんの高校生活は決して平穏なものではなく、いつも波乱含みです。
何か問題があると、Ａｙｕちゃんはメールでアンに相談をもちかけてくるのですが、内容が具体的でありすぎることと、最近はアンが公私ともに大変な状況に置かれていて、ブログを書く余裕もないことから、書けないことがしばしばありました。
それでも明日は、Ａｙｕちゃんの家に行く日なので、今日は書いておこうと思いました。（Ａｙｕちゃんが、アンがこのブログを印刷して持って行くのを楽しみにしているからです）

６月１４日（日）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

こんにちは。
最近相談のメールが多いですね今回もまた相談があってメールをしました。
今が精神的に一番ピークなのかもしれません……

友達との問題が一段落、落ち着いたところで、また今度は、部活の問題があります。
大した事じゃないかもしれないんですけど、もう私は部活をやめると決めました。
それは友達や先輩を裏切るという事…ですよね。
気がすむまで休んでいいよ、って先輩は言ってくれたんですが、先輩は試合が終わったら、私は復帰すると思ってるみたいなんです。

それで私はやめます、って言うのはちょっと言いづらいかな？って思いました。
それに…クラスにも同じ部活の子はいるし、その後に気まずくなったり、友情関係にひびが入ってしまいますよね
でも、それでも私がやめたいと言う気持ちは変わらないので、どうやったらうまく自分の気持ちを先輩に伝えられるか、コツ？を教えてほしいです。
自分で考えてても、なんだかぐちゃぐちゃしちゃって、意見がまとまらないし、中途半端に伝えてしまいそうな感じなんです
なんか説明下手くそですが、自分の気持ちをうまく相手に伝えるためには、どう言えばいいでしょうか？


６月１４日（日）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

いろいろ考えたんですが、やはり、やめたい気持ちは変わらないので、やめさせていただきます、ときっぱりと宣言すればいいと思います。
部活のことで悩んだり、こだわっているのはＡｙｕちゃんだけで、周りはそれほどＡｙｕちゃんに重きを置いていないと思います。これまでだって、みんながみんな部活を続けられたわけではないでしょうし、やめた人はいたはずだからです。
いちいちやめた人のことを考えていたらきりがないからです。

やめたことを、Ａｙｕちゃんが裏切りだとか、申し訳ないと思って下を向いていると、相手もそういう目で見るし、堂々としていれば相手も気にしなくなるものです。
つまり、相手ではなくて自分の気持ち次第ということです。
もう少し、気楽に考えてもいいんじゃないかな。


６月１５日（月）　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

おはようございます。

きっぱりと宣言すればいいんですね　わかりました。
明日ぐらいに言おうと思ってるんですけど、やっぱりメールでぐちゃぐちゃ言うよりも、直接言った方がいいですよね。


６月１５日（月）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

宣言するといっても、自信をもってというわけでもなく、心の中で固く決意したことを口に出すという感じで、引き止められようと、いやな態度をとられようと、気持ちは変わらないという態度で臨めばいいと思います。
あれこれ理由を聞かれたとしても、私には続けられそうもないと、それだけ言えばいいと思います。

Ａｙｕちゃんがいろいろ言えば言うほど、相手は反論してくるはずだから、続けられないことだけを伝えればいいんです。
ただ、先生も、Ａｙｕちゃんの学校のことが全て分かっているわけではないので、これがベストな方法かどうかはわかりません。

また、やめさせてください、と言った後で、礼儀として一応謝るのもいいかもしれません。
もちろん、メールではなく直接言ったほうがいいです。

さようなら不登校（７１）

６月４日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

あど変更しました。
登録お願いします★


６月４日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

了解しました。
昨日、学校を休んだことはお父さんにも話せて、今日は学校にも行けたのね？


６月４日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

登録ありがとうございます。
学校には行ってきました
私の事なんかよりも、クラスはまた大変な事になっていました。
それは今度の土曜日にまた話したいと思います。

お父さんは昨日夜遅くて、朝も会わなかったので話は出来ませんでした。
今日、仕事から早く帰ってきて今にいるのですが、お父さんからは何も言ってきません。
私もいきなりその話（謝るの）を切り出すのがなかなか出来そうにないので、素直になれない代わりに、今日学校に行った事で、嬉しい報告があったのでその話をしました。
それを今先生にも話したいと思います。

中間テストの数学の結果が
なんと★９１点だったんです
あまりにも嬉しくて、すぐみんなにベラベラしゃべちゃいました（笑）
それはかてきょの成果でもあったので、頑張って良かったなーと思いました。


６月４日（月）　　アンからAyuちゃんへのメール

これからも頑張って学校へ行くということで、昨日休んだことは、今更言わなくてもいいかもしれません。
何もかも正直でなければならないというわけではないし、時には自分を守るためにごまかしたり、ウソをついたりしなければならないことだってあるからです。
いつもいつも正しいことばかり考えていたら、それだけで疲れてしまうし、そうすると他人のことも許せなくなるから、これからは「まあ、いいか」と中途半端なところで妥協する方法も学んでいきましょう。
少し位ずるいところもあっていいのです。（こういうことは、普通の先生は言わないかもしれないけどね）

数学のテスト、すごいじゃない。
先生との勉強も入っていると聞いて余計にうれしいです。

さようなら不登校（７０）

先週の土曜日（５月３０日）、アンは３週間ぶりにAyuちゃんに会いました。その間にも、「さようなら不登校（６８）」に書いた部活の問題（結局、まだやめていません）やら、落ち着かないクラスのこと、出来がよくなかった中間テストのことなど、高校生活ではいろいろなことがあったようです。
それらのことを聞いているうちに、Ayuちゃんが入学した高校が必ずしもいい高校だとは思えない部分も出てきました。
そして、今日、Ayuちゃんから雲行きの怪しいメールを受け取りました。

６月３日（水）　　Ayuちゃんからアンへのメール

おはよーございます。
朝からですが先生に相談があってメールしました…。

実は私、月曜から学校を休んでいます。
理由は自分でもよくわからないんです。
ただ学校が最近楽しくないのは事実で…友達とは喧嘩ばっかりでギクシャクするし、部活でも色々悩んだりするし、先輩ともギクシャクするし、クラスも問題ばっか起こすし、クラスの友達も何かわからない時あるし、気疲れしちゃいました。

こんな事は誰にでもあって当たり前にあるかもしれないんですけど…私にはきつかったりします。
でもこのままだと単位がとれなくなってしまいます。
明日からはちゃんと行こうと思って友達とも約束しました。

問題なのはお父さんなんです。昨日も一昨日も頭痛がすると言って休んでます。昨日はもうひどく怒られました。
今日休む事はまだ言ってないんですけど…黙って休んだら更にひどく怒られます。
私どうすればいいんですか？


６月３日（水）　　アンからAyuちゃんへのメール

今、メールに気づきました。
お父さんは、正直に言わないと余計怒るので、怒られても言うしかありません。


６月３日（水）　　Ayuちゃんからアンへのメール

なんか怖くて言えません。なんて言ったらいいのかもわかりません。


６月３日（水）　　アンからAyuちゃんへのメール

今日もお父さんは会社を休んでいるのね。少し位具合が悪くても会社を休む人ではないので、相当つらいのだと思います。
自分がつらくて大変な状況の時に、Ayuちゃんがまた学校を休んでいるという事態になったら、お父さんとしては怒るしかできないのだと思います。
お父さんだって、いつもいつもAyuちゃんのことを受け止める強い心を持てるわけではないのですから……
それを理解した上で、お父さんがきつい時に、また心配をかけることになってしまってごめんなさい、と謝ってから、休むことを伝えるしかありません。

怖くても怒られる方を選ぶか、学校へ行くことを選ぶか、選べるのは一つしかないんです。
それは、明日からのことにも、これから先のことにも関わってきます。
どうしたらいいかわからないではなくて、何とかしなければと思って動くしかないんです。
考えるのはいいけど、それだけで何もしないという道は選ばないでください。
後悔するだけです。

また、先生に助けを求めてくるのはいいし、そうしたら力にもなれることもあると思います。
けれど、Ayuちゃんが何とかしたいと思って、そのための努力をしようと思わなければ、解決しないことだけはわかってくださいね。


６月３日（水）　　Ayuちゃんからアンへのメール

お父さんは普通に仕事に行ってます。ただ昨日は残業で会社に泊まったみたいです。それで休む事を電話で伝えようと思ったのですが、結局今日は勇気が出なくて出来ませんでした。
今日お父さんが帰ってきたら、話そうと思います。
怒られるのは嫌だけど、そういう行動をとった私がいけないんですから、仕方ないですよね。
謝りの言葉はもちろん忘れずに、素直になろうと思います。

悩んでても本当に私が損するだけですね。
明日からは学校に行こうと思います。
せっかくここまで頑張ってきたのに、たった２日３日休んで、今の環境が崩れるのは嫌だし、些細な痛みから逃げるのももう嫌です。
たとえそれがきつくても、そこは努力しなきゃ駄目なんですね。
なんか気持ちが固まった気がします。また入学式の頃の気持ちを思い出してまた頑張ろうと思います。

正直今、この文章（自分の気持ち）を打っているだけでも結構無理してる感じで、きついけど、でもきついからじゃあやめよう、という気持ちじゃなくて、きつくてもきついからこそ頑張れるだけ頑張ろうって思えるようになりたいと思いました。

もう立ち止まっていられないです。また歩き始めようと思います。


６月３日（水）　　アンからAyuちゃんへのメール

あんまり深刻に考えない方がいいです。
お父さんに怒られたくなかったら、怒られない方法を考えましょう。
今日休んだことは謝ったほうがいいと思うけど、でそれはもうすんだことだから、明日から行くと言えばすむことだと思います。

友達と喧嘩ばかりになってしまうなら、どうしたらそうならないかを考えましょう。
学校が楽しくなかったら、学校や友達に関係なく、自分は何をしたら楽しめるのかを考えましょう。
相手ではなく、自分がどうしたいのか、どうすれば解決できるか知恵を絞りましょう。
努力するのが苦手なら最小限の努力で程々の結果を出すことを考えましょう。

勉強に関係なく、これからは生きていく知恵をつけていこうね。
それをこれからは先生と一緒にやっていこうね。


６月３日（水）　　アンからAyuちゃんへのメール

先刻は少しきつめのメールを送ったので、もう一度送ります。
どうしたらいいかわからないのではなくて、少しずつ自分で考えて解決する練習をして欲しかったからです。
以下が本文です。

それでこそAyuちゃんです。もともとのAyuちゃんは後ろ向きの人ではないのに、一度マイナスのことを考えるとそっちの方ばかりに行ってしまう傾向があるのよね。
また、本当のことを言って、先生はAyuちゃんが努力が出来ない人だとは思っていません。

不登校を続けるだけの生活がイヤだったから、お父さんに頼んで先生を呼んだわけだし、先生が出す宿題もきついと思いながらもきちんとやったから、この前の実力テストでも学年で５番という立派な成績が取れたんだと思います。

思い出してください。
Ayuちゃんは大変なことを頑張っている時の方が生き生きしているということを。
それが本当のAyuちゃんだと思います。
大丈夫　Ayuちゃんならきっと出来るから。

さようなら不登校（６９）

５月２１日（木）　　Ayuちゃんからアンへのメール

実は私、昨日と今日学校休みました。頭痛がひどくて休みました。
部活の事も少し関係ありますが…
お父さんには頭痛という事だけで休んでます。部活で悩んでる事もまだお父さんには言ってません。
なので言わないでください。
自分から一応言うつもりです。

そして部活はやめる事にしました。
それが原因でまた中学の時みたいに学校生活まで壊れたら、嫌なので..。
担任の先生にも言ったら、学校生活の方が大事だから無理はしなくていい。と言われました。
なので顧問の先生に明日伝えようと思っています。
退部届けを出す必要はないみたいです。

アン先生に昨日相談して、返ってくる返事はだいたい予想がついてました。
ただ背中を押してもらいたかっただけなのかもしれません。

多分これをお父さんや先輩に伝えたら、呆れられちゃったり失望?されたりするかもしれないけど、自分が辛いと思って判断してやめたのだから、これで良かったんだと胸張って行こうと思います。

それに私が、まだまだ活躍できる事は他にも沢山あるんだと信じている限り、これからも色んな事が頑張れるような、そんな気がします。


５月２１日（木）　　アンからAyuちゃんへのメール

Ayuちゃんの判断は正解だと思います。今、大事なのは部活のことではなくて、高校に通い続けること、Ayuちゃんの未来を明るいものにすることです。
そんな嫌な先輩のために学校に行けなくなったとしたら、それこそもったいないし、ばかみたいです。

担任の先生に言えたことも、わかってもらえたこともよかったと思います。
また、お父さんは呆れたりしないと思います。Ayuちゃんが、今、学校に通えるようになっただけでもうれしいと思っているはずです。
先輩は、Ayuちゃんのことを「何なのよ」と思うくらいで、おそらくそれで終わりでしょう。
退部して、嫌な先輩のことなど、さっさと忘れてしまいましょう。

Ayuちゃんの言うとおり、自分が活躍できたり、向いていることは他にもあるはずです。焦らずにそれを探していけばいいんじゃないかな。
先生も、Ayuちゃんは頑張れると思っています。
あゆの歌でもいっぱい聞いて、いやな気分は吹き飛ばそうね。

さようなら不登校（６８）

アンが忙しいのとAyuちゃんの学校の都合もあって、5月9日からAyuちゃんの家には行っていませんでした。次にアンがAyuちゃんと会うのは5月30日の予定です。それまでの3週間、Ayuちゃんがアンにメールもよこさずに、またアンの方からも連絡しないですんでいれば、Ayuちゃんは本当に「さようなら不登校」になれると思っていました。
そうなると、アンはAyuちゃんとお別れということになってしまうので、それはかなり寂しいことだし、残念な気がしてなりませんが、そうなることを望んでもいました。
そんな中で、昨日、Ayuちゃんから以下のように部活のことで悩んでいるメールを受け取りました。
けれど、Ayuちゃんはこれを乗り越えて、「さようなら不登校」を実現してくれるのではないかと、アンは信じることができるのです。


5月２０日（水）　　Ayuちゃんからアンへのメール

お久しぶりです。こんにちは。

今日は相談があってメールしました。
部活の事なんですけど、 やっぱり入部するんじゃなかったなって思いました。
先輩には迷惑ばかりかけるし、足手まといになるし、それを少しでも先輩の負担にならないように頑張っても、空回りばかりして結局だめな自分になってしまいます。

それに最近では先輩に差別されているような気がします。
もちろん私はまだまだ下手だし初心者なので、そういう(上手い下手の)面で差別されても仕方ないかな、とは何とか思えますが、それを理由に話し方とか態度とか変えるのはおかしいと思いませんか？
私だけに冷たい視線を送られてるような気持ちになります。それがすごくすごく辛いです。
なんだか私の居場所はないみたいで、部外者みたいで、キツいです…
あなたは邪魔なのよって言わなくても分かったら？みたいな雰囲気でいられたらもうどうする事も出来ません。

やっぱりバレーが好きなのとやるのとでは全然違いました。
中学の時のトラウマがまるで蘇ったような気持ちになりました。
この話を友達に相談したら、先輩も大会が近いから必死なんだよ、と言われましたが、私もそこまで先輩を受け入れられるほど心に余裕がありません
私なりに、声出しやひとつひとつの技も、精一杯頑張っているのに、どうして先輩は認めてくれないのでしょうか？
私はこれ以上どうしたらいいですか？
どうしたらいいのかもうわかりません。


５月２０日（水）　アンからAyuちゃんへのメール

この間会った時から、まだ10日位しか経ってないのに、本当に久しぶりという気がし ます。

部活のことだけど、私もはるか昔の中学の時に同じような経験をしているので、Ayuちゃんの気持ちはよくわかります。 自分が人よりはるかに劣っていると感じて、それに対して、先輩から軽蔑の目で見られて（その時は特にきつく当たる先輩は一人だけだったんだけど）、その人がうまい人で部活でも中心的な人だったから、他の先輩も同じような目で見るようになって……
そうなると、だめな自分のことで頭がいっぱいになって、毎日暗い気分で過ごしていました。

私の場合の解決策は、部活をやめることでした。
それも長期間悩んだのではなくて、１ヶ月ほどでやめてしまいました。前にも話したことあるけど、特にやりたい部活でもなかったしね。
Ayuちゃんの場合は、バレーは好きなわけだし、今は上手ではなくても、慣れてくれば上手になるはずだし、そこまで持ちこたえられるかどうかの問題なんじゃないかな。
あとね、自分は努力しているつもりでも、他人がそれを認めてくれるのは、人の何倍も努力してはじめて認められるものだと思います。
バレーが上手くないということで、Ayuちゃんは人格まで否定された気になっているんだと思うけど、その先輩もそういう考え方をする人なんだと思います。（そういう人って、先生はやな人だって思うけどね。）
地道に努力して、先輩に認めてもらうようにするか、このまま部活に留まったら心が持ちそうもないと思ってやめるか、選ぶのはAyuちゃん自身です。
また、「下手ですみません」と明るく謝って、開き直ることができたら、それも解決策だと思います。仲良しのYちゃんともよく話し合って、いい方向にいくように自分の気持ちを切り替える努力をしてみてください。

さようなら不登校（６７）

５月６日　　Ａｙｕちゃんからアンへのメール

こんにちは

今、部活の帰りなんですけど、電車が１時間以上待ちなのであゆのライブの感想について、を打ってました。
もう少しで書き終わるので待っててください


【初めて浜崎あゆみのライブに行って】

いつもならＤＶＤを見るだけで、この世界に本当に自分が行くのかと思うと、夢のようで、どんな風なのかとか全然予想も出来なくて、前日の夜からとっても胸がどきどきしていました。その日はなかなか眠れませんでした。
電車に乗って向かってる途中でも、どんな世界なのか楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。

開演時間になると会場が真っ暗になって、ペンライトがゆらゆら揺れはじめて、なんだかとても綺麗な夜景の世界にいるようで、すごく感動しました。こんな世界をいつもあゆは見ているのかと思うと、すごいなって思いました。

歌が始まった途端に全員が立ち上がって、手拍子をうったりして、私が知らない事も沢山あって始めは戸惑ってばかりでしたが、慣れてくる頃にはもうそれが当たり前みたいになって、手が疲れていても、飽きる事なくずっと手拍子をやったりしていました。
れがとても楽しかったです。

私達の席は、ステージに近いけど高さがあるので、あゆはとても小さくてどんな衣装を着ているのかとか、どんなダンスをしているのかあまり見えませんでした。
でも大きな画面があるので、あゆの表情は見る事が出来ました。
でも小さくしか見えなくても、私は全然不満じゃありませんでした。
そこに本物のあゆがいるのかと思うと、それだけで胸がいっぱいになりました。
バンドの人やダンサーズに対しても、小さくしか見えてないけど、そこにいるだけでもう嬉しいんです。

開演時間になったとき、私は泣きそうになりました。もう言葉にならなくて…具体的な理由もなくて…ただ嬉しくて。それが感動的で。
あゆはこれだけの人の心をつかんで、みんなと繋がっているんだ。って思いました。

途中でバラードな曲になった頃、あゆがドレスで登場した時も、泣きそうになりました。
ぐさっとくるように歌うので、それ＋バラードだと余計泣きそうになりました。というか涙がもう目にいっぱいたまって今にもこぼれ落ちそうになりました。

私があゆを好きになったのは中２の頃で、元は好きじゃなかったけど、不登校になった時、出会ったのがあゆの歌でした。それが私の支えでもありました。
共感できる歌詞と、あゆの真っ直ぐな歌声が私は大好きです。歌詞は全部あゆが手がけているからかもしれないんですが、嘘がひとつもないところも大好きなんです。
多分これからも私はずっとあゆを応援していくと思います。
このライブの会場にも、あゆの歌で救われた人はとてもじゃないけど沢山いると思います。私と同じように。
そんなあゆを好きになって良かったと、ライブに行って改めてそう思いました。
出来ればこれからは毎年ライブに行きたいです。あゆ好きな友達もできたので
それと、次はなるべくあゆを間近で見たいです。



５月６日（水）　　アンからＡｙｕちゃんへのメール

こんばんは。
連休中でも部活があったのね。
高校生活が本当に始まったという感じがして、本当によかったなと思います。

あゆのライブの感想も書き始めたら、すぐに書けてしまったみたいね。
こうして書いた文章を読むと、Ａｙｕちゃんがどんな気持ちで ライブを聴いていたかよくわかります。
（Ａｙｕちゃんは文章力があるからね。）

あの時、Ａｙｕちゃんは私がライブを楽しんでないように見えたと言っていたけど、実際には行ってよかったと思っていることが、私のブログを読んでわかったのと同じ ようにです。
あゆのライブに行って、Ａｙｕちゃんが泣いてしまうほど感動していたなんて、先 生にはわかりませんでした。
そういう気持ちを持てることは、とてもしあわせなことだと思います。

Ａｙｕちゃんも書いているとおり、次回からは先生とではなくて、あゆのことを好 きな友達と行ったほうが何倍も楽しいと思います。
実現できることを、心から願っています。