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不登校・引きこもりのあなたへ(1) [家庭塾について]

現在、不登校、引きこもりの状態で一歩も外へ出たくないと思っているあなたは、気のすむまでその場所に滞在してください。まだ、この「家庭塾」に来る時期ではないと思います。
「何とかしたい。でも何を、どう始めたらよいかわからない」と思っているあなたには、「家庭塾」にメールを出すことから始めてほしいと思います。

どちらにしても、あなたたちにとってつらいのは、親や周囲から「学校へ行くこと」や「社会に出ること」を要求されることより、「学校へ行きたくない」、「ひきこもりたい」と思っている自分の中にいる「ひきだし魔」との闘いだと思います。「ひきこもりたい自分」と、そんな自分を責め続ける「ひきだし魔」との葛藤は大変なものだと思います。

自分の中の「ひきだし魔」の存在が大きくなりすぎて、手に負えなくなったら、「家庭塾」に来てください。まさにその時が、あなたが一歩を踏み出す時期だと思うからです。

「家庭塾」では、「読むこと」と「書くこと」を中心にして、勉強の基礎になる「国語力」をつけていくことを当面の目標にしています。
国語の力がつくと、自分で考えたり、表現したりできるようになるだけでなく、コミュニケーション力もつき、それは社会に出たときに「生きていく力」になります。

なぜかといえば、本を読むということは、自分とは違う他人(=著者)の考えや、主張や意見を理解することでもあり、さらに、小説であれば他人の気持ちを想像することにもつながっていくからです。
さらに、たくさんの本を読むと教養もついて、自分と社会との距離の取り方もわかるようになります。そうすると、不登校や引きこもりが自分や親だけの問題ではなく、社会の問題でもあることにも気づくようになるかもしれません。

「家庭塾」を自分の家以外の「もうひとつの場所」として、ここを基地にして、自分の希望している道へ一歩踏み出せるようになればいいと願っています。
そして、失敗したり、挫折したりしたら、また、この「家庭塾」に戻って、やり直しをしてほしいと思います。
何回でもやり直せばいいのです。何かを始めるのに遅すぎることはありません。
自分がやりたいと思ったときが、「一番いい時期」なのです。

大切なのは、失敗を怖がらないこと、あきらめないことです。

まずは、メールをしてきてください。
待っています。



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